2026-06-27 06:41:00

複合災害の恐れ

結局、台風7号は何の被害も出なくて済みそうだね。と話をしていた時に、テレビから緊急地震速報のアラームが鳴りました。

昨夜22時30分頃、山梨県富士五胡を震源とする【M:5・6】最大震度6弱の地震が発生しました。

隣接する地域などでは、震度4以上。震度5弱・5強の地域が相次いでおります。

気象庁の発表によると、富士山の観測データに変化は無く、火山活動にも特段の変化は無いそうです。

都市伝説界隈では、地震が噴火の引き金になると云われており、その点はホッといたしました。

 

問題は、当時台風8号が関東方面に接近して風雨が強まっている最中の、しかも”夜間”だったこと。

地震で被害を受けたビルや家屋等の建物や、一部崩落した法面に、容易に雨水が侵入して、被害が爆発的に拡大する事。これが心配されます。

後を追う様に、今度は台風7号がやってきます。複合災害(大雨+地震+大雨)の発生が心配されます。

 

さて、ここ鹿児島はどうでしょう?

消防団を対象とした訓練では、新入団員らへの”技術習得が目的”で、梅雨前や台風の発生する時期前に、多少の雨天でも実施されています。

しかし、県の大々的な総合防災訓練を筆頭に、各市町村で毎年実施される防災訓練は、比較的気候の穏やかな時期の、晴天の午前中(平日の時もあれば土日の時もある)に実施されます。

避難住民者役は充分に歩ける元気な高齢者が中心で、誘導係に、受付・案内係、炊き出し担当、防災食(災害備蓄食)の配布係に、社協、保健婦や民生委員、町内会長も”勢揃いした状態”で訓練がはじまります。

桜島噴火を想定した訓練の際には、離島避難がメインとなる為、乗り込む船と岸壁からの高低差がある場合などは、避難者役は健康な若者(大学生らが中心)が選抜されて乗船訓練が実施されています。

もはや、訓練ではなく、ある種の”福祉イベント”の様相を呈しているのが現状ではないでしょうか?

 

本部テントで来賓が見守る中、現地にスタンバイしていた、国交省、建設業協会、警察、消防、自衛隊が連携した、救助訓練がクライマックス。

元気な高齢者が中心で、雨も降らず、見通しも良く、無線もスマホも使い放題で、道路の寸断・通行止めも”一切起こっていない状況”で、粛々と複合災害の訓練が終了していきます。

 

塩田知事。下鶴市長。各地の首長の皆様、

【台風接近中】【夜間】【地震発生】【地震が引き金になり、桜島が噴火】【大規模停電】が、同時に発生し【複合災害】となった場合、どうなりますか?

【河川氾濫】【内水氾濫】【道路冠水】や【法面崩落】【液状化】で、同時多発的な通行規制が発生した場合に、地域住民はスムーズに避難所等へ移動できます? そもそも避難所を開設できます?

 

昨夜の山梨の地震を見て早急に対応を・・・と、いっても、今日は土曜日。月曜日には首長も、役所の幹部も土日を満喫されて、すっかりお忘れになるのでしょうね。