アルハラの話
今は何でも【ハラ】を付けるのが流行りか、【アルハラ】なる言葉もあります。
こと、焼酎文化が日常にもハレの場にも永く根付いてきた鹿児島では、会合では酒席は付き物で【ビールや焼酎を振る舞うことは、最高のもてなし】と誰しもがかたく信じており、良好な人間関係構築に【飲みにケーション】が奨励されています。
確かに、楽しく飲むうちにお酒が回って、ポロっと本音が出たり普段とは違う顔がひょいと出て来て、話が盛り上がるのもあるあるです。
しかし、丸万店主は【根っからの下戸で】、急性アル中で2回救急車のお世話にもなっています。乗らないまでも一晩どころか、翌朝になっても、動悸や吐き気や頭痛に悩まされたのは何回あった事か・・・。
6回目の尿管結石が出来た際、別な医者にも行ってみました。そこで、採血から何から徹底して調べて貰ったところ、【アルコールをほとんど分解できない・体質的に飲酒は無理】と云われました。特に【ビール】が一切ダメとの事。
”鹿児島県民”は、”消防団員は”と云うステレオタイプ的考えが根強く、飲み会の度に強要もされ、丸万店主は毎回相当に凹んでいましたが、【ハンドルキーパー】の義務化と【アルハラの言葉の市民権化】【強要した人も罰せられる場合が出た】で、一気に解放されました。
消防団でも強要への廃止が徹底されるようになって、まさに天にも昇る気持ちよさでした。(しかし、後援会長や幹部経験の一部は今でも不平を漏らしているそうですが・・・)
こういった経緯がある為、若手に対して『グッと空けんか。おいのしょつが飲めんとか』と、一気飲みや2杯3杯と、今でも強要をする人を見かけると、ついつい、【若けで腹もへっとお・先ずはたもらせんな】【我がペースでよかがな】【のもごっつあい人が 飲めばよかがな】【のんとが のさん人もおったっど】と、口走ってしまいます。
たいてい、お酌に回ってくるのは地域の大先輩(主に70歳代後半~80歳代)ですが、心の中で、【のもごあったぁれば、ついで回らんで、我がでおてちき飲めば良かのに】と思ってしまいます。
