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2023-12-03 17:13:00

「合理的配慮」は使っても使わなくてもいい

発達障がいやグレーゾーン・不登校のお子さんを育てていると、学校に対して「配慮してくれないかな~?」と思う事はありませんか?
私も学校に行き渋る我が子を見ていて、学校に対して「こうしてくれたら行けるのにな」と思ったことが山ほどあります。
合理的配慮を知っていますか?
合理的配慮(ごうりてきはいりょ、英語reasonable accommodation)とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜のことである。   Wikipediaより
「合理的配慮」をどう捉えますか?
我が子が不登校だというクライアントさんと話していて、私はこれまで学校との話し合いのときに「合理的配慮」という言葉を1回も使ったことがないことに気づきました。

じゃあどうしてるか?と言うと、
「靴紐を結ぶのに時間がかかるのでダイヤル式で行かせますね。ダメやったら言ってくださーい」とか、「ダメならダメって言ってもらって全然いいんですけど〜ここがこうなると、(息子が)安心して参加できるかな〜と思うんですけどどーですかね〜?」というようなゆる〜い交渉術をコーチングから編み出して使っていたのです。

「合理的配慮」は勝ち取るものではない
親として行き詰まった時には
「これまで同じような子ってどうしてました?」と先生の意見を聴くようにしています。
「配慮」を当然の権利とするのはなんか違うと思うし、いいんだよ。そんなに大げさにしなくても…とも思っています。
あと、ママたちは我が子を特別扱いしてもらうのは悪いと思うことがあるかもしれないけれど、それは巡り巡って先生の手間(指示・問題行動の対応等)を減らす方法だったりするから一緒に考えるといいと思っています。
お子さんに合った「合理的配慮」一緒に考えます
だいじょうぶ
学校と戦わなくてもできるよ。
学校との連携が上手く行かなくて困っている
そんな時はぜひ子育て相談をぜひご利用ください
子どもの発達相談