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2023-03-20 20:54:00

発語がない子との遠足で

私が凸凹ちゃんとのコミュニケーションに目覚めることになった出来事です。

 

発語がない5歳の女の子との遠足で

動物園の遠足で発語がない5歳の女の子の担当になりました。
自分の行きたい場所に行ってしまう。呼んでも戻ってきてくれない。追いかけると喜んで逃げてしまう。抱っこをすると泣き叫ぶ。
園のみんなとははぐれてしまうし、どうすることもできず困り果てました。

困り果てた末の行動は【視覚支援】だった
私は絵本やおもちゃなど気を引くものを何も持ってきておらず、リュックの中に入っていた動物園のマップを苦し紛れに彼女に見せました。
ところが、それが良かった!

それまでウロウロしていた彼女の動きが止まり、マップをジッと見ました。
「次はここだよ」と指を指すと、彼女はスーッと方向転換し、みんなと一緒の方向に進み始めたのです!
「分かるんだ!」「伝わったんだ!」私は通じあえた喜びを感じました。

伝え方のバリエーションを増やす
伝え方のバリエーションを知らない支援者は怒ったり、手を引っ張ったり駆け引きをしたりして何とか子どもを動かそうとします。
それはお互いに苦しいコミュニケーションになりがち。
現場の先生方にも子どもが自ら動く環境設定やコミュニケーション法を知ってほしい

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 そんな気持ちで活動をしています。

 

 

 

 

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