取扱ブランド
MAYO SPRUCE【メイヨー スプルース】はアメリカのKNITTING MILLの1ブランドで、UNDERWEAR、SPORTSWEARを主としたKNIT製品に強いブランドです。 1950年代にメジャーリーグのブルックリン・ドジャースやメッツで活躍した一人の人気選手が着用した事で一躍有名になりました。50年代末~60年代になると、さらに知名度が上がり、西海岸にも進出しました。しかし、残念ながら、化学繊維主流のスポーツウェアに押され、80年代に消滅しています。(現在は復活しています。)KNIT製品に強かった点に着目し、当時生産していなかったデザインを意欲的に製作し、新しい視点から物づくりをしています。生地は、数百種類あるコットンの糸から選び、アメリカ国内のMILLで作った特注。目が詰まっていて丈夫で、着込むと馴染むアメリカコットンの良さを最大限に引き出しました。アメリカンクラシックスポーツウェアーを再現しています。
MAYO SPRUCEの定番ポケットTシャツ。糸は、インド南部のタミールナードゥ州産の、コットンの最高峰と言われるスビン綿を使用しました。細くて長い繊維を持つスビン綿は、とてもしなやかでありながら、非常に強い性質を持った希少価値の高い素材です。今回、20番手という太い番手の綿糸を贅沢に作り、同地区のニット専門工場にある丸編み機で、筒状に丸同生地をタイトに編み上げ、裁断と縫製をしています。そして完成した生地が、9.72オンスのヘビーウェイトジャージーです。これまでのアメリカンブランドのTシャツでも、4.5~6.5オンスの生地がほとんどで、このことから考えてみても生地の凄さがわかります。また、身頃の左右にサイドステッチを入れることで、動きやすいよう裾にスリットを入れることができました。他に類を見ない素晴らしいTシャツが、ここに完成しました。