第 9章 病気と想念
4 健康回復
「言葉を通じて自分を変える」をここで実践してみましょう。
自分を病人扱いして絶望していても、回復を遅らせるだけです。
病気想念に同意せず、「私には健康になる力がある」という前向きな言策を繰り返し唱え、意識的に笑うようにしたり、負担にならない程度に身体を動かすような努力をして下さい。
毎晩寝る前など、布団に大の字に横になり、
「足のつま先から頭の髮の毛の先まで、すべての細胞は生命に輝いている」 と唱えながら、光で身体を包んだイメ — ジをします。
または、 「足のつま先から頭の髪の毛の先まで、私を支えてくれてありがとう!」と感謝し続けます。そのとおりにあなたの細胞は活性化されでいきます。
慣れてきたら、保健の教科書にあったような解剖図を思い浮かべながら、頭から足の爪先まで、全身の各パ — ツごとに「〜のすベての細胞は・・・」と順にやってみて下さい。優しくいたわるような感じです。
きっとあなたは気持ちよく、ぐっすりと眠れるはずです。
顔面でも脳でも胃でも、あなたがとりわけお世話になっていると感じるところ、調子の悪いところを重点的にやってみます。毎晩続ければ、低下した肉体の機能が向上します。
イメージすることは非常に重要です。
もしあなたがハゲの人なら、あなたの頭を何も無い砂漠とイメージしてみます。
欲しい髪の毛の数だけそこに木の苗を植え、感謝しながら一生懸命育ててみて下さい。
これを就寝前と起床時に繰り返していくうち、きっとよい結果が出るでしょう。
多くの場合、病気はあなた自身の嫌悪感(他人や社会、あるいは自身に対するもの)が現実化したものだからです。身体の具合が悪い箇所は、悲鳴を上げています。
正常に機能したいのに、それを妨げているのはあなたの意識なのですから。
まずそのことを詫び、今まで無言で奉仕してきてくれたことに感謝しましょう。
以上の実践を通じて、自分の身体が期限つきでレンタルされた「マシン(借り物)」であること、そして不具合(病気の症状)が、あなたの使い方の誤り(意識のアンバランス)を示すものであること、をよく理弊して下さい。