第4章 「しつこい想念を何とかしたい 」 人へ
3 どんどん想念の背後に回る
「パー トナーが浮気している」・・・という想念が流れた。
ここまでは気付いたけど何度もやってくる、という人は、この想念から派生する想念を見逃しているかもしれません。
エクササイズ0で紹介した方法で、さらに観察を徹底して下さい。
たとえば、
「でもやっぱりその想念を見るのが嫌だ」・・・という想念が流れた。
「そうだそうだ、見ていれば消えるんだ。頑張るぞ」・・・という想念が流れた。
「流しても流してもまた出てくる。どうしよう」・・・という想念が流れた。
「きっとこれは思い込みなんだ。大丈夫大丈夫」・・・という想念が流れた。
「でもでもでも・・・あ — っやっぱり嫌だ」・・・という想念が流れた。
という具合に、撤底的に想念に同意せず、その背後に回リ込むことが肝心です。敵が攻めてくるのに、何も正面からまともにぶち当たる必要はありません。
初めのうちは、歯を食いしばってやっているかもしれません。そんなに力を入れる必要はないのですが、車の運転でも楽器の習得でも、初めは緊張するものです。
上手に力が抜けるようになった時が、軌道に乗ってきた時です。
背後に回り、横に外れ、上や下にも自在に移動して下さい。
想念という幻との戦いに振り回されるのがうんざりするまで、続けることです。
「こんなことを思ってると、現実化してしまいそうで怖い」
といって、観察がストップしてしまうのは、自分で想念のダムを作っているからです。
そこから解放されるには、ダムの存在に気付くしかありません。
「こんなことを思っていると、現実化してしまいそうで怖い」というのが「想念=幻」に過ぎないことに気付けないと、想念の流れを止めてしまいます。
露骨に目を背けたくなるほどではないが、やはり想念を見るのを怖がっているケースも多々あります。ほとんど無意識的に(非常にかすかで微妙なところですが)、想念を打ち返しているのです。
よく判らない場合は、その想念が現実化するのが嫌かどうか、という視点で深く観察してみるといいでしょう。