第 3章 「習慣的行為から抜けられない」人へ

6  「あなたらしさ」 「 あなたのパターン」の正体

 

これまでの話で繰り返しましたが、あなたは、無数にある想念のち、適宜取捨選択しながら、普段行動しています。

 

ところが前のエクササイズで述べたとおり、普段は目立たないけど、ある特定の場面 状況に出くわすと、特定の想念しかも山か谷のどちらかばかリ選びがちになります。

 

人それぞれ、そのパターンは違っています。

 

もうそろそろお気付きだと思いますが、なたに特有の行勤パターンや性癖も、突き詰めていうと、特定の想念を選択する傾向 パターンということになります。

 

 

乱暴に言えば、あなたが思っている 自分らしさ)」=「想念の集積」ということです。

 

 

「私はいいかげんな性格」

と言う時、細かいことを検討する必要がある時に流れる「苦痛想念」に同意しがちだと考えられます。

 

 

「あなたは暗い人」

と言う時、物事成り行きを見る際に、心の底では完璧な結果しか求めていないため、あらかじめいつも「否定的な結果」想念に同意することで、不完全な結果に落胆しないように対処しているのかもしれません。

 

 

あなたをあなたらしくしているのは、つまりあなたらしい発言やしぐさ・行動に導いているのは、どの想念にエネルギーを注ぎたがるか、とい「傾向」に過ぎません。

つまりあなたの信じる 自分」とは、この想念選択フィルタ — のことです。

 

このフィルターは長い期間を掛けてあなたが知らず知らず作り上げてきたものですから、自動的に反応するほど成長してしまいました。

 

特定の想念に「好き / 嫌い」の判断選別を勝手にしてしまいます。

 

あなたが、この傾向 パターンから抜け出したいのであれば、この自動反応装置をマニュアル手動モード に切り替えることです。

 

つまり、特定の想念を選択する、まさにその時に気付いていることなのです。

 

 

後天的に身に付いたパターンなのですから捨てられます。つまり「あなたのパターンは変えられる といことです。

 

あなたは変われます。

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