第 3章 「習慣的行為から抜けられない」人へ
☘エクササイズ5 想念の満ち潮・引き潮をダイナミックにとらえる
あなたにとってこの上なく都合のいい未来を、思い切りふくらませてみて下さい。
たとえばあなたが今、一番素敵だな、と憧れている人と夫婦になり、実際に生活しているところをイメージしてみます。この時、どんな想念が流れるか、観察してみて下さい。
どんな情景であっても制限しないで下さい。
夫婦生活なら、思いっきり甘い情景をイメージして下さい。
するといずれ、「虚しい」想念か、より現実的な場面(トラブルやすれ違い)のイメージが流れてきます。
思い切りリアルに、徹底的にやること、あるいは長期間にわたってふくらませ続けることが肝心です。(改めて練習しなくても、実際には経験して身に染みている人も多いでしょう。)
大きく潮が満ちれば、その分だけ潮は引いていきます。
この練習からも、想念は波であること、必ずバランスをとるようにできていることが実感できます。