Welcome

日記

2024-02-20 19:29:00

映画の窓

『パルプ・フィクション』(Pulp Fiction)は、1994年のアメリカ合衆国のクエンティン・タランティーノ監督による映画作品です。
この映画により、監督の手腕と、当時そのキャリアが停滞気味であった、ジョン・トラボルタが再評価されたのも話題でした。
映画中の一番とも言える、印象的なシーンは、裏切り者の若者を粛清する時のセリフです。
引用は、エゼキエル書第25章17節(聖書)ですが、大半は脚色による演出です。
「心正しき者の行く道は、心悪しき者の不埒な偏見と暴虐によって、行く手を阻まれる。暗闇の谷に迷う弱き者を、愛と善意によって導く者に、幸あれ。なぜならその者は、我が兄弟の守り人であり、迷い子たちを救う者なり。そして、我は、仲間たちを汚し、破滅をもたらす彼らに、大いなる復讐心と、激しい怒りに満ちた懲罰をもって、大いなる復讐を彼らになす。わたしが彼らに仇を返すとき、彼らはわたしが主であることを知るであろう」。
これ。簡単にまとめると、周りから見た理不尽な出来事を「我が意なり」とふんぞり返る悪党の末路なんて、所詮は哀れなものと言うことでしょう。
幼少の頃「悪い事して得したと思ってても、お天道様は、いつも見ているんやで!」と言っていた母親の言葉と、笑顔を思い出しました。