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貝ボタンはこれらの材料から生まれます。
貝ボタンの原材料は何と言っても「貝」この貝殻からあの奥深い光沢のある貝ボタンが生まれる…。なんともロマンティックだと思いませんか？？
白蝶貝（下）と黒蝶貝（上）
まさに神業の域にある「刳り場」
今は日本ではほとんど行わない「刳り場」の行程。これは原貝（写真は高瀬貝）からボタンの大きさに刳り抜く事ですが、実際は手元が見えず、感覚（？）だけで刳っているように見えます。しかし原貝の大きさや厚みなどを感じ取り、正確にロスのないように刳るこの作業は、まさに神業…。刳ったあとの貝殻を欲しがる方もいますが、手に入らないのが残念です。
的確に刳りぬかれています。
意外な食材から貝ボタンに…。
高級品で有名な「あわび」。食べた人はご存知の通り、貝殻の内側は色鮮やかですね。この鮮やかな色彩を活かしたボタンがあるのです。なんともカラフルでエスニック的です。
その昔、昨日の夕飯に食べた「アワビ」の貝殻をボタンにしたとかしないとか？
高級品の「アワビ」ボタンになっても高級品？？
アクセサリーパーツとしての可能性大！
「貝ボタン」の奥深き天然の輝きはなんとも言えませんが、洋服などの用途の幅を広げるため“染色加工”や、一つ穴などアクセサリーパーツとしても存在感を高めています。クラフトや趣味でアクセサリーを作られている方は必見です。
一つ穴や染色された貝ボタンです。
