旅のブログ
土佐の高知は旨かった
【四国八十八ヶ所】の旅を企画して、自らも添乗員として何度も【お遍路の旅】を経験した私ですが、
今は【個人旅行】をするお客様に、のんびり回るコースをご案内しています。
今回、私のシナリオ(いわゆる、行程書)を片手に、お遍路の旅に出かけていただいたのは女性二人組です。11月中旬、寒い北陸から、
温暖な高知に向かい、3泊4日の旅を満喫していただきました。道中いただいたラインや帰宅後のお話をもとに旅の断片をご紹介します。
お遍路の旅コース.pdf (3.91MB)
①日目:出発はJRを乗り継いでの【高知】入りです。岡山駅で駅弁を買い【特急 南風】の車内で(発車前に)食べたそうです。だし巻き大きすぎてお腹いっぱい!列車は瀬戸大橋を渡り、少し😴四国の山間部「大歩危」(写真)辺りを抜け高知市手前の「土佐山田」駅で下車。
駅では、予約済の【観光タクシー】のドライバーさんがお出迎え!今日は周辺の2ヶ寺をお参りです。32番札所「禅師峰寺」はちょっと急な石段を登りますが、境内からは太平洋が一望できます。なんと、趣のある山門でしょう。四国八十八ヶ所のお寺は京都のお寺のように立派ではありませんが、また、そこがいいんです!
①日目の宿泊は高知市内のホテルです。お友達同士ですが、お部屋はシングルルームです。友達でも眠るときは一人の方が落ち着きます。長旅の場合はなおさらです。荷物も広げっぱなしでもいいし、二人いっしょのお部屋だと、ついついお喋りしてしまって睡眠不足になる場合もあります。
ホテルは商店街のど真ん中に位置し、有名な「ひろめ市場」も徒歩圏内ですが、彼女たちは近くの居酒屋に行き、【かつおのタタキ】やおすすめの郷土料理を楽しんだようです。カツオのタタキは3日間とも食べたそうで、高知ではニンニクが添えられているのが当たり前!これが最高!匂いなんて、なんのその!
【素泊まりプラン】にしたので、朝食は夜のうちにコンビニで買っておいて、お部屋で食べます。これ、けっこういいですよ!出発の時間まで、お部屋でゆっくりできます。
②日目:さぁ、お遍路の旅もいよいよ本番です!今日は高知市内から、清流「仁淀川」を渡って、土佐湾沿いに西へ西へと進みます。ホテルから【観光タクシー】に乗車です(今日のドライバーさんは若い男性♡で、しかも超親切だったと、ご機嫌です)
33番・34番と平地のお寺を回り、お参りの作法も板についてきます。八十八ヶ所の札所(お寺のこと)をお参りする作法があるのですが、事前に彼女たちに私流のマニュアルは渡しましたが、全部をすると、ちょっと疲れるし、ポイントだけすればokと話しておきました。
要は感謝の気持ち(今日、四国に旅ができたこと)を込めて、合掌するだけでも十分だと私は思います。でも彼女たちは、割とやる気満々で「般若心経」もきちんと唱えたそうです。
詳しくは四国八十八ヶ所霊場会HP https://88shikokuhenro.jp/basic/visit/
36番 青龍寺です。本堂(龍の彫刻がある)まで長い長い石段が続きます。途中に朱色の塔がそびえます。近くに「明徳義塾高校」があり、かの有名な「朝青龍」は在学中にこの石段で足腰を鍛え、四股名はこのお寺の名をいただいたそうな。
さぁ、お昼です。お昼ごはんは、あまり、重くなくご当地の普通が食べたいですよね。今日は高知・須崎市の名物【なべ焼きラーメン】です。道の駅や驚きのコンビニ(ご当地キャラ「しんじょう君」が屋根の上に)にも寄ったりして、観光タクシーはいいなぁ!なべ焼きラーメンの感想はなかったです( ´艸`)
さぁ、今日はあと1ヶ寺。37番 岩本寺は町中にあるお寺です。本堂の天井画は比較的新しく花鳥風月はもとより、なぜか「マリリンモンロー」もあるよ。
私は以前、この寺にお参りしたとき、「路線バスの旅」のロケをしていて、太川陽介さん、蛭子さんに会いました。
今日のホテルは 、土佐くろしお鉄道の中村駅前にあります。食事処もあって四万十川の鮎も美味しかった!
【お得な1泊2食付きプラン/シングルルーム】
3日目:今日はこの旅のクライマックス足摺岬へ行きます。ホテルで迎えてくれたドライバーさんは年配の方だけど、いろいろ案内してくれたそうです。清流四万十川(沈下橋が有名)を渡って、1時間あまり海岸線を走ると(そのころ私は「岬めぐり」の曲をラインで送った)38番 金剛福寺に到着。池の周りにある本堂をお参りして岬の方を散策!台風の時の高知の三大中継所(室戸岬・桂浜とこの足摺岬)です。雄大な太平洋が目の前に広がります。ジョン万次郎の銅像もあるよ!
高知県最後の札所は40番 観自在寺です赤いよだれ掛けをした亀が背中に鐘を乗せています。このお寺をお参りしたあと、近くのバス停から宇和島駅行の路線バスに乗ります。四国の西側の海岸線を走ります。
今日は宇和島駅前のホテル泊まり(シングルルーム・朝食無料)夕食はすぐ近くの割烹で。名物「じゃこ天(話題の)」や「真珠貝のバター焼」もちろん「カツオのタタキ」も食べて🍺飲んで最終日の夜を満喫です。
4日目:いよいよ最終日、今日は帰るんだ!午前中に宇和島周辺の41番・42番・43番(本堂は国の指定有形文化財・仁王門にある大きな草鞋)をお参りして、道の駅でお買物、やっぱり宇和島のミカンは最高!お昼も食べて(大きな海老天がのったうどん🥢最後は普通のものが食べたくなるのよね!)あとは列車に揺られながら、少しづつ「娑婆」の生活に戻っていきましょう。
後日談:彼女たちの開口一番は「あっと言う間の4日間だった!」でした。最初は4日間は長いなぁ!って言っていたのに。でも、そうなんです。お遍路の旅は次の札所を回る!という目的があって、古いお堂でお参りしたり、雄大な太平洋の景色を眺めたり、お昼ご飯、そして郷土料理の夕食でお疲れさん🍺と知らぬ間に時間が流れます。
彼女たちも家事・子育て・仕事と精一杯に生きてきて、今やっと、余裕ができた頃です。お遍路の旅はお大師様(弘法大師 空海=1,000年以上前に四国八十八ヶ所を開かれた方)からのプレゼントです。
シナリオ作家の私もコースを見ながら、ああ、今このあたりなんだ!って連想しながら、まるで一緒に旅をしている気分でした。私のシナリオを生中継してくれて、ありがとうございました。


























