新宿駅西口を埋め尽くしていた
鳩達が何故か減ってきた理由。
最先端のジュエリー製造技術によって開発されたTCPが活躍しているからです。
私達はカカシステムJVです。ジュエリーメーカー数社によるJV(※)となります。
※JV(ジョイントベンチャー)とは、複数の企業が協力して事業を行う体制の呼称です。複数の企業が出資して新しい事業を行うために設立する会社もJVであり、合弁企業や事業共同体とも呼ばれます。
我が国のジュエリー業界は、一般の皆様が想像されている以上に売上低迷が続いております。コロナ禍以降、多くのジュエリーメーカーは廃業や倒産といった事態と隣り合わせの日々を送っているといっても過言ではありません。特に、ジュエリー工房の多くは、大手ジュエリーメーカーの下請け工場として、我が国のジュエリー文化の基盤を構築し、市場への商品供給を技術力で支えてきました。我が国のジュエリー製造技術は間違いなく世界トップレベルです。日本の誇る繊細で堅実な工作技術は他国ではけして真似の出来ない、魔法のような技であると評価されているのです。
ジュエリーを輝かせる技術で、社会に貢献する。
ジュエリー市場の低迷によって、「魔法」と評価される匠の技は消失の危機にあります。これは我が国の産業にとって大きな損失であり、かけがえのない宝物を自ら放棄するようなものと言えます。私達はジュエリー製造の技術を社会貢献に役立てようと考え、本プロジェクトを立案しました。
駆除ではなく追い払う事。
野生鳥獣による農作物被害額は、約156億円(令和4年度)と依然として高い水準にあり、営農意欲の減退、耕作放棄・離農の増加等、数字に現れる以上に深刻な影響を及ぼしています。そんな中、私達は、駆除ではなく、鳥獣を驚かせて、対象となる場所への接近や集結を防ぐための道具を開発しました。それが最先端のジュエリー製造技術を活用した「トリックカットプレート」(TCP)です。弊社の実証実験では、都市部における鳩の集団、住宅街のゴミ捨て場に集まる鳥獣、ゴルフ場を走行するカートに集まるカラス等、鳥獣の接近や集結を防ぎたい場所で、それら鳥獣を追い払う成果を上げております。
住民参加の鳥獣害対策ツール「トリックカットプレート」
もともとの居場所を人間に奪われ、人々の生活圏に押し寄せた野生動物達を、さらに追い払ってしまった私達は、野生動物とどのように向き合うのか。例えば、鳩やカラスに限らず、田畑を荒らすイノシシやサルなど、野生動物が出没する周辺環境を調査し、地域に合った対策を考え、地域を挙げて実行していくことで被害をより確実に抑える「集落環境診断」という取り組みが一般社団法人ふるさとけものネットワーク(長岡技術科学大学准教授/山本麻希会長)という団体によって行われています。地域の人々と一緒になって、それぞれの地域にあった鳥獣害対策を立案し、ウィリアム・エドワード・デミング氏のPDCAサイクルのような仕組みを構築、繰り返して、成果を上げてらっしゃいます。
住民参加の取り組みで重要なことは、設置が極めて容易(短期間)で、低コストで、効果がわかりやすく、誰もが使いやすいツールである必要があります。私達が開発したTCPは、その条件を満たす様々な機能を有しています。特にTCPが織りなす想定外の視覚変化は、鳥獣害対策に関わる人々を悩ませてきた“野生動物の慣習性”に屈することなく、「追い払う」に特化した機能を維持することが出来るはずです。
これからも私達は実証実験を進めていきます。ご興味のある皆様、団体様はどうかお気軽にお問合せ、ご連絡下さい。
Information
- 2025-05-29メディア掲載~時計美術宝飾新聞
- 2025-05-232025年上半期 実証実験
- 2024-11-18練馬区東大泉児童館及び井頭こぶし憩いの森のカラス撃退TCP実証実験
- 2024-11-15新宿西口広場交番裏手の鳩被害対策 TCP実証実験


