il legame

革のお手入れについて

 革~人~つながる
『 il legame 』(イル・レガーメ)

人とのつながり、縁 を意味します。
心を込めて制作する(人)、そこから 生み出された(モノ)、
その モノ を通じて出会う (人)…
人が手がけて、はじめて 縁 は動き始めます。 

~ 革を感じる、楽しむ ~  をテーマに、
ハンドメイドにしかできない、想いもお届けできるような作品作りに日々努めております。 

あなたの日々に il legame の作品があることで、
少しでも幸せと感じていただけたら嬉しいです。

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il legame作品に使われている 革 (天然皮革) は、

いくつかのタイプ(鞣し・仕上げ方)があります。

それぞれのタイプに合った『 お手入れ 』について、ここではご案内させていただきます。

ご参考になれば幸いです。

 

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 『コンビネーション鞣し革・塗装仕上げタイプ』

 『ヌメ革(タンニン鞣し・塗装仕上げタイプ』

 

 塗料塗装された革でありますので、
● 普段のお手入れは、乾拭きで表面のほこりを払う程度で大丈夫かと思います。


●手垢や汚れがついた場合、固く固く絞った湿らせたタオルなどで、強く押したり強く擦らないようにして拭き取っていただけたらと思います。
汚れの種類によっては、取り除くことができない場合があると思います。
(革の表面(銀面や塗装膜)に強く付着した状態になっている、結合してしまうと取り除くのは容易ではありません)
強く擦ってしまうと、革の表面自体を傷つけてしまい、別の問題が起きてしまう可能性がございます。


●革用の防水スプレーは使っていただいても良いと思いますが、使用上の注意をよくお読みになられてお使いいただければと思います。
 経験上、ベタベタになるまで吹き付けてしまうのは、革の表面をおかす恐れがありますのでお気をつけください。


●オイルやクリームなどは、特別必要ないと思っております。


●少しの水滴程度でしたら、ついてしまった場合でも、よく吸い込む布などでさっと拭き取れば、問題が起きない可能性は高いです。


●大量の水滴がついてしまった場合、シミになる恐れがあります。
 ⇒擦らず吸い取る、早く乾かすことで、影響は軽減される場合もあります。

※ ※ ※

●※ヌメ革の場合、直射日光や気温の高い環境により、変色・日焼け(タンニンが反応して色合いが濃くなる)可能性がございます。

 使用時や保管する場所には気をつける必要があるかと思います。

 長期保管などをされて場合には、冷暗所になるような場所に置かれることをオススメいたします。

 

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 『コンビネーション鞣し革・素上げタイプ』

 

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 『ヌメ革(タンニン鞣し)・素上げタイプ』

 

ヌメ革製品のお手入れ方法について、ご参考になればと思います。

● 普段のお手入れは、乾拭きで表面のほこりを払う程度で大丈夫かと思います。

●部分的に光を当て続けると、その部分が他よりも早く飴色に経年変化がすすんでいきますので、注意が必要です。

● ヌメ革は革の中で最も水の影響を受けやすく、雨に濡れるとシミや色落ち・色移り、カビの原因になります。
   雨の日にご使用される場合はコロニル防水スプレー「ウォーターストップ」などをご利用いただくと安心かと思います。

● 半年以上使用して、革表面にカサつきなど乾燥の徴候が見られ始めましたら、
   適宜オイルケアを行って潤いや油脂分を補充していただければなと思います。

● 湿気や汚れによりカビが発生することがあります。そのため、長期間使用しない場合は通気の良い場所に保管し、
   時々日陰干しや乾拭きなどを行って表面の汚れや湿気を除去してください。

● 軽度の汚れは皮革用クリーナーで除去できる場合もありますが、
   汚れの種類・付き方によってはかえって広げる場合がありますので、ご使用にはご注意ください。

● 温度差の激しい場所で保管した場合、急激な温度変化によって革内部に含まれる油脂分が染み出て、
   白い皮膜や粉を吹くことがあります。これらは柔らかい布で擦り込むと革の内部に戻りますので、ご安心ください。
   また、傷んだり、変色・褪色する恐れがありますので、注意が必要だと思います。

●防傷加工をしておりませんので、爪などで容易に凹みや傷痕が付きます。
  一度付いた傷や痕は基本的に消すことができませんので、傷を気にされる方は扱い方にお気をつけ下さい。
  但し、浅い傷は指で揉みこんだり、経年変化で自然に目立たなくなる場合があります。

 
  ヌメ革本来のナチュラルな表情と素材感を活かすため、
  表面に防傷加工していない革で製作されております。

 

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