ご入居者様・ご家族様へ〜新型コロナウィルス感染拡大防止に対する対応のお願い〜

入居者様・ご家族様へ

~新型コロナウイルス感染拡大防止に対する対応のお願い~

 

平素より、当事業所をご利用いただき、ありがとうございます。また、新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染症の対策においても、常日頃より多大なご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

さて、「新型コロナウイルス感染症」が5類へと移行し、報道される事も少なくなってきておりますが、高齢者や疾患を抱えている方は特に感染リスクが高く、重症化しやすいことに変わりはありません。20229月には過去最多の関連死者が発生しており、この状況を踏まえて、当事業所においても引き続きウイルス拡散を防ぐための対策を徹底してまいります。日々の最新情報に基づいて、感染予防策を見直し、実施してまいります。

ご家族様におかれましても、大切なご家族を守るため、当事業所の取り組みにご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

【事業所での対応】

◇スタッフ全員が出勤・出社後も体調を確認し、発熱や咳嗽などの症状があった場合は自宅待機とする。

◇抗原検査は最低週1回行う

◇同居家族に新型コロナ、インフルエンザ、ノロウイルス等の感染症の患者が出た場合は出勤停止とする。

           

【ご家族様へのお願い】

◇認知症を有する入居者様の24時間のマスク着用は困難であり、そもそも正しい着用が難しいということをご理解ください。

37.5℃以上の発熱があった場合を含め、必要と判断しました場合は抗原検査を行わせて頂く事があります。

◇万が一感染された場合の居室での隔離介護は、認知症の進行や身体機能低下の可能性が非常に高い事をご理解ください。

 

コロナウイルス感染症の流行初期より、長い間不自由なパーテーション越しの面会であったことをご理解いただきありがとうございます。できるだけ直接面会していただきたい、できればご家族と外出の機会を、可能ならば食事の時間を持って頂きたいと思いつつも、皆様のご協力のお蔭様で第10波まで乗り越えてまいりました。

今後流行状況を見極めながら少しずつ緩和していく為に皆様にお願いがあります。

入館時はサージカルマスクを着用していただき、手洗い・手指消毒をお願いします。 (サージカルマスクはご自身でご用意ください) 

以下に該当される方は、入館をお断りさせていただきます。

      ご来館時の体温測定にご協力いただき、37.0度以上の発熱が認められた方 (平熱が37.0度以上ある方は、平熱をお申し出ください)

      喉の痛み、咳、倦怠感、下痢、嗅覚・味覚障害等の感染症が疑われる症状がある方

      同居家族や身近な方に、発熱や上記の感染症が疑われる症状がある方

      感染者との濃厚接触者である方

      過去3日以内に、感染者、感染の疑いがある者との接触がある方 

      過去3日以内に、発熱等の症状がある方

 

以下は専門家の意見を基に、国がまとめたものです。

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最初に、まず面会の当日に検温を行います。
施設を訪れる前に、平熱と変わりないかを確認してください。
熱が無くても、咳やのどの痛みなど感染が疑われる場合は、面会をお控えください。同居する家族に、発熱や咳などの症状がある場合も同様です。
そして、施設に入る時には、手洗いや手指の消毒を行う。
さらに、いまマスクを着けるかどうかは個人の判断となっていますが、マスク着用は必須とさせていただきます

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また面会の仕方についても、留意点があります。

・まず入居者様がお住いのフロアではなく、別室とさせていただきます。
・面会可能人数は2名までとさせていただきます。

 3名以上の場合は今まで通りパーテーション越しでお願いします。
・大声での会話はできるだけお控えください。
・飲食は申し訳ありませんがお控えください。
・換気の為窓が全開になっております。ご理解お願いします。
・さらに、面会が終わって自宅に戻った後、3日以内に発熱・咳嗽などの症状が出現したり、感染が発覚した時は、速やかに施設へのご連絡をお願いします。

・お近くで散歩して頂く事も可能ですが、人混みなどは避けた外出のご協力をお願いいたします。 

もし大規模なクラスターが起きれば、再び長い期間、面会を禁止せざるを得ない事態となってしまいます。

過去には、介護施設で感染者が出ても、受け入れ可能な病院がなかなか見つからず、施設での療養を余儀なくされ、感染拡大し、残念ながら亡くなってしまうケースが相次ぎました。
特に認知症を有する方の場合は、急性期病院での受け入れが困難なことが多く、知らない環境、知らないスタッフの中での生活の為、混乱をきたしたりせん妄が起き、入院治療に伴い、身体拘束を余儀なくされ、認知機能のみならず身体機能の低下が進行することが多々あります。

私どもは万が一の感染者が出た時の為に物品を揃え、研修を重ねておりますが、まずは感染症を持ち込まないことが第1歩であると考えます。

今回の緩和は例年暖かくなって換気が行き届き感染者数が減ると思われる4月いっぱいとさせていただきます。

ゴールデンウイークの人混み等で感染者が増え、夏の冷房使用に伴う換気不良で再び感染者が増える事が予想されます。

当面は感染状況を見ながら緩和する時期を作るといった対策を取らせていただきます。

ご利用者様・ご家族様にはご不便・ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、大切なご家族の健康と安全を守るための対策とし、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

有限会社 いきいき介護支援センター 代表取締役  清川愛

取締役 医師 清川晶