日記
プランターで
こんにちは訪問看護ステーションもえぎ 作業療法士吉田です。
今回はリハビリでの出来事をお伝えします。個人情報にもなるため、ざっくりと一部内容を変更しお伝えします。また、本人様・家族様からブログの掲載に関して了承は得ております。
わたしは、患者様とリハビリを行っていくにあたり、まず会話をします。基本的に私の話をし、リハビリ(作業療法士)の仕事の説明をします。その後、徐々に質問をしていきます。そしてリハビリをしていく上で目標を立てていきます。すると多くの患者様は「今より元気になりたい。」「歩けるようになりたい」と患者様は、元気になりたい。歩けるようになりたい。と答えられます。もちろんこれらの目標は大切です。しかし、その先の目的がなにか?歩いた先に患者様が何をしたいのかを聞き出すことを私は大事にしております。本当の目標、(現実的な)を一緒に立てていくことを大切にしてます。
話を戻していきます。私が出会った患者様は以前、野菜を育てることを楽しみに隣の市まで畑作業をされておりました。ご病気のため畑作業は出来ず、自宅内で過ごされることが多く、毎日の様に娘様が来られておりました。リハビリでこの患者様と目標をある時立てました。患者様は「元気になりたい。歩けるようになりたいな」と話されました。野菜を育てていたこと、随分詳しかったことを娘様より聞いていたため、患者様に再び野菜を育てることを提案し、本人様と一緒に「プランターで野菜を育て、収穫し、毎日来る娘様に収穫した野菜で料理をし振る舞う」という具体的な目標を立てました。その目標を達成するために患者様には役割活動として水やりや草抜きをして頂くようにお願いしました。
また、歩行に関しても「自宅周りを散歩出来るようになり、定期的に行ってるお墓参りを安全に行けるようになろう」との目標も立ててリハビリを行いました。今回は野菜のことのみになりますが、令和3年7月30日に患者様とプランターで人参の種を植えました。すくすくと成長し、人参の葉っぱは大きくなりました。
(途中虫に葉っぱを食べられることもありましたが・・・・)
10月頃そろそろ収穫をしませんか?と聞くと「まだまだ」。11月にそろそろ収穫を・・・・「まだまだ」12月に入り。そろそろ収穫を「まだ」
年を跨ぎ令和4年1月、本人様からようやく「収穫しようか」と許可が出ました!
そして1月某日ついにリハビリでにんじんの収穫をしました。
収穫した人参は決して大きく立派なものではなかったですが・・・本人様が夢中に大切に育ててきたにんじんを収穫されている姿を見るとじーんと来ました。娘様も笑顔がこぼれとても素敵な時間となりました。収穫したにんじんを皮むき、包丁で切る、きんぴら作りの工程全て本人様が行われました。
サプライズで娘様に手料理とはなりませんでしたが、娘様にも食べて頂き満足そうな患者様の笑顔が見られ大変素敵な時間を送ることが出来ました。ちなみに患者様の作るきんぴらはお孫様も大好きとのことで本当に美味しく頂きました。
盛り付けするお皿、盛り付け方も患者様のこだわりです!!
引き続き本人様と一緒に目標を立ててリハビリをしていきたいと思います。長くなりましたが以上です。読んで頂きありがとうございます。



