ー面さまー

修験者(山伏)の多くは里に住み集落で呪いや病気除け失せ物や狩の祈願などをして神楽面を作ったものと思われます。その証として

神楽での大宝の注連、祭物や舞いの謂れを語る聖教の内容も陰陽五行思想に彩られた修験的な内容を伝えています。

椎葉神楽面には伎楽面、舞楽面、行道面、能面のように役柄の区別はなく、仮面の舞いが劇としては不完全で宗教的な表現を中心としていたと思われます。

又、仮面は芸術的なものを作るのではなく、神そのもの神のかわりであることを目的として古い能面の精神が残っており劇的なことより神や仏が舞い場に現れます。

神楽で使われる神楽面は面さまと言われ神社や家に伝わる、ご神体で神格を持った信仰の対象であり、子孫繁栄、五穀豊穣、無病息災を祈願します。

 

 

店舗情報

名前 面工房 古川
住所 宮崎県 東臼杵郡椎葉村下福良282-34
最寄り駅
道順
電話番号 090-5288-9585
設備・サービス
その他