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”お知らせ”福寿草が咲いています
今年の飯野町はつるし雛が各商店で飾るだけなので、町に人通りが少なく少し寂しいひな祭りとなっています。
その中で嬉しいお知らせがあります。
スタンドに植えた福寿草が元気につぼみを作りました。
本社の庭にも福寿草があるのですが、ようやく芽ぶいたくらいでしょぼしょぼとまだ咲きませんが、
昨年町内で購入して広喜屋の鉢に植えた福寿草は、太い茎をのばしていつのまにか春らしい黄色のつぼみをつくりました。
みぞれの中でも寒くても存在感を誇示して、誇らしく春の訪れを教えてくれています。
福寿草は朝一番で花を咲かせると、昼にはどういうわけか花を閉じてしまうようです。
それでも明朝にはまた花を咲かせます。恥ずかしがり屋の生命力にあふれた花なのでしょうか。
ごらんになりたい方は朝一番にご来店ください。そして、なかなか見つけにくいところにありますので福寿草はどこですかと聞いてください。
思わずほっこりした話
お知らせにも入れましたが、当店では2月3日までの期間、節分豆をポケットティッシュにつけて配布しています。
ある日のこと、お客さんの背中に負ぶわれた1歳を過ぎたくらいの子供さんに、鬼のお面をあげました。
怖い面相なので泣き出すのではないかと不安な気持ちでしたが、にっこりして手を出して受け取ってくれたのでホッとしたのですが、
その子は嬉しそうにお面を顔にかぶると、「ガォ」と言いました。おそらく、鬼なのでそう鳴くのではないかと、子供ながらに思ったのでしょう。
かわいらしい鬼にその場にいたものは思わずほっこりとして嬉しい気持ちになりました。
「鬼は~そと」と嫌われる赤鬼は、怖いお面相ですが、それでも子供には好かれるのだと思うと面白い発見です。
おそらく鬼は心が優しいので子供にはそれがわかるのかも知れません。
その後のことです。車から「バイバーイ」と大きな声に振り向くと、先ほどの子供さんが手を振っていました。
たったお面一つをあげただけのなのに。心を通わせてくれたかわいい鬼さんにお礼を言いたくなりました。
子供に好かれた鬼さんも嬉しかったのではないでしょうか。
飯野町のこっこどり
飯野町には小正月にこっこどりといった子供たちの行事が残っています。こっこっこと鳥の鳴き声の真似をしながら子供たちが家々をまわります。
飯野町でも残っているのは飯野町内だけで大久保や明治や青木地区では今は行われていないそうです。
本来は年男や年女のいる家で厄落としの意味があったそうですが、そうでない家でもやってくる子供たちのためにお菓子など用意してくれています。
そのため1月14日の夕方の飯野町には、これほどの子供たちがいるのかと思えるほど大勢の子供たちが集まってきます。
なかには、親御さんと一緒のよちよち歩きの子供や背中に負ぶわれた赤ちゃんまでいるのですが、一同に手を出してもらっていくのには思わず笑顔になってしまいます。
コロナ禍の一時期はさすがに中止になったので、今また再開できるのは日常が再開したことでもあり、ありがたいことだと思います。
子供たちの楽しそうな様子を見て、施しをする側もほっこりした穏やかな気持ちになれる飯野町に残る昔からの催しなので、時代は変わっても残していきたいものです。
町内に必要なサロンの役目
ここ飯野町もご多聞にもれず高齢化が進んでいます。
なかには一人暮らしで家に引きこもりがちの方も少なくないと思われます。
そのようななかで、外出時に立ち寄って一休みしたり、お茶を飲んで世間話ができるようなサロンのような場所は、これからもっと必要になってくると思われます。
世間話には多くの知識や経験と頭の情報処理が必要だといわれていて、認知症の予防にもなるそうです。
広喜屋では、お立ち寄りいただいた方にお茶で一服していただくことで、しばしのご休憩とくつろぎの場としてもご利用いただいております。
年をとっても元気な人がたくさんいる活力のある町づくりを目指して、少しでもお役に立てればと考えています。
ホームページを作成しました
この度、飯野町商工会の岸波氏のご指導のもと、広喜屋のホームページを立ち上げることができました。
なななんと!広喜屋は飯野町商工会では第一号だそうです。
初期費用、維持費無料を探していたので、早速申し込みをしました。
できるだけ更新して情報提供していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。
広喜屋 代表 真田 久美子