お知らせ

2019/11/23

コンクールで勝負!何を弾く?

ブルグミュラーコンクールにおいて、ブルグミュラー25の練習曲からどんな風に選曲をしていますか?

普段のレッスンではなくコンクールとなると悩みます。

まずブルグミュラーがこの曲集を作った経緯を考えると見えてくるかと思います。

ブルグミュラーはピアノの先生をしていました。当時、同世代だったショパンやリストは素晴らしい作品を作曲しましたが、学習者、特に初級レベルではとてもひけるものではなく、何とかショパンやリストのような音楽的なエッセンスがありながらも初級者でも弾ける曲があったらいいなと思って作ったのがこの曲集なのだそうです。

私はこの事を知り、改めて見てみるとこの曲集は大きく2つに分類出来るのではないかと考えました。

ショパン風とリスト風です。

(これは全くもって私の主観です。)

続けます。

ざっくり言い換えると、サロンとホールどちらで聴きたい曲なのか、です。

ショパンは元々サロンでピアノを弾くのを好んでいました。メロディーを歌ったり、ハーモニーの移り変わりを感じると素敵に聴こえるショパン風は、素直な心、無邪気、牧歌、やさしい花などでしょうか。

リスト風は技巧が見える曲という観点から、アラベスク、進歩、おしゃべり、バラードなど。

コンクールはホールで演奏することが殆どですが、リスト風が優位(点数が高い)とは考えておりません。あくまでも生徒さんがどっちのタイプ向きかな?という視点です。

生徒さんが得意なものを観察し、生徒さん自身が気に入った曲を選曲して挑むことが出来たのならば有意義なコンクールになるのではないかと思います。