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2023-07-05 15:32:00
羽化直後のセミを発見
7月1日、道志村のお客様の清掃チェックをしている時に羽化直後と思われるセミとその抜け殻を
発見しました。
セミの体はまだ完全に乾いていないようなので飛び立つことは出来ないのでしょう。
セミにとって最も危険な瞬間です。
セミが羽化をするのは、天敵の脅威を避けて通常夜中から明け方にかけてですが、このセミは
オットリした性格なのでしょうか。
セミの生涯は7年7日とよく言われます。
これは幼虫として土中で7年、羽化して成虫として地上で7日の生涯ということですが、日本に
生息するセミはヒグラシで2年、アブラゼミが4年程度の土中生活らしいです。
ちなみに成虫としての寿命は1週間から長くても2週間、飛びぬけて良い環境ではひと月という
例もあるそうですが、これは例外中の例外。
この短い期間に子孫を残すという生あるものの崇高な使命を全うするのです。
成虫のセミは樹液を吸って栄養を吸収しますが、幼虫は栄養分の少ない根から栄養を吸収するの
で成長が遅いのだそうです。
抜け殻は空蝉(うつせみ)ともいいます。
恋に破れ、あるいは最愛の人を失う、または深い絶望感におそわれたなど、所謂「もぬけの殻」
状態、また「はかなさ」の比喩として古くからこの空蝉という言葉は詩や文学作品に登場していま
したが、近年では殆ど見かけなくなりました。
長い土中生活で幸運にも天敵のモグラの餌食にならず、無事羽化できたこのセミが天分を全うする
ことを祈るばかりです。

