講師紹介

大野晶代
指導者

はじめまして。

指導者の大野晶代(おおのあきよ)です。

私の自己紹介をさせていただきます。

私は、幼稚園の年長でピアノを習い始めました。

まわりのお友達でピアノを習っている子が多く、私も同じことがしてみたかったのです。

だから、習わせてもらえるよう、両親にお願いをしました。

 

始めはそんなたわいもない理由で始めたピアノ。

 

 

ところが、習い始めて一年くらい経ったある日、せっかく習っているのだからと母が一枚のLPレコードを買ってきてくれました。

 

そのレコードは、ヴァン・クライバーン演奏「珠玉のピアノ名曲集」

 

そのレコードを聴いてびっくり仰天‼️

この世のものとも思えない美しい深い音色にうっとり。

これがピアノの音色なのね、と思ったものです。

 

何しろ習い始めた当初は家にピアノはなく、電気オルガンで練習していたのです。

両親は、続くかどうか…と思ったようで、とりあえずオルガンにしておこう、ということだったようです。

 

ベートーヴェンやモーツァルト、ショパンといった初めて聞く作曲家の名前とともに、この世のものとも思えない美しい音楽が、西洋への憧れを掻き立てます。

 

それまではお友達の真似をしたくて習っていたピアノ。

 

大して練習もしなかったのが、人が変わったようにピアノに向かい始めました!

 

とはいっても、宿題の練習はまるでせず、ひたすらクライバーンのレコードを耳コピです😅

 

そして両親へ、ピアノ買って買って攻撃です(笑)

 

鍵盤が足りないから練習できない!

と。(足りてましたが🤣)

 

そして無事にピアノも買ってもらい(もともと買ってあげようとは思っていたようです)

 

ともかく、小学生の高学年になろうというころにはやっとマジメに練習するようになっていたのでした。

 

何はともあれ、一枚のレコードが運命を変えたのは確かです。

 

レコードを聴いて、

将来はピアノの先生になろう!

と、思ったのですから。

 

 

 

小学生時代は、よく全校集会の合唱で伴奏をしていました。

それほど達者に弾けたわけではないと思いますが、即戦力(即奏力?)が求められ、奇しくも低学年の頃からのレコード耳コピ遊びが、役に立ったようです😅

 

学校ではあまり自己主張できる性格ではなかった私にとって、唯一の自分を出せる場というのがピアノを弾く場面だったのでしょう。

 

 

 

 

だから将来はピアノの道へ進む!

 

 

いささか単純ともいえますが、

ある意味ピアノがよりどころのように

なっていた私にとっては

当然の流れだったともいえるでしょう。

 

 

実際に本当に得意だったかどうかはさておき、自分でそのように思えるものを持っていたことは幸せなことだったとつくづく思います。

 

 

いえ、

今なら、実際の状態よりも

自分で自分のことをどう思えるかは

非常に大事と考えます。

 

 

 

そのように過ごし

中学生となり、

世界も少しずつ広がり、

当然といえば当然ですが、

自分よりもピアノが上手な子に

出会ったりしましたが、

 

 

 

それでピアノの道へ進むことに

揺らいだりすることは

ありませんでした。

 

 

幼い日に

根拠のない⁉️自信を

身につけたので(笑)

強いです🤣

 

 

 

高校はあえて普通高校へ進学。

 

 

普通高校へはきたけれど、

私は音大にいくもんね!

 

 

などとほくそ笑んでいたのは

高校3年の始めまで。

 

 

 

今まで

一度も迷うことなんてなかったのに…

 

 

私は

 

音楽大学への進学を

ためらうようになってしまったのです。

 

 

普通高校でしたから

級友たちは皆、

学年が上がるほど、

大学受験に向けて勉学に勤しみ

 

 

そんな姿を目の当たりにし、

自分がただただピアノを弾いていることが、

なんだか急に子供じみて思えたり、

 

 

もっともっと上手な子がたくさんいるのに、

 

自分がピアノをやる意味なんて

あるのだろうか?

 

 

中学生の頃には思いもしなかったことを

考えてしまったのです。

 

 

早い話が

 

 

人と比べる

 

ということを

始めてしまったのです。

 

 

結局、

迷いは晴れないまま、

音楽大学のピアノ科へ進学。

 

 

そのような状態だったので、

最初のうちは音大生活に馴染むのも

時間がかかり、

 

 

そして、

いやというほど挫折感も

味わうことになるのですが、

 

 

 

だけど、本当に少しずつ、

少しずつ、

 

 

音楽、ピアノに

真剣に向き合う友人に感化され、

 

 

音楽大学へ来て良かった!

 

 

と、思えるようになってきたのでした。

 

 

 

卒業後、

こんな私が…

と思いながらも

ヤマハ音楽教室にて

ピアノ講師としてスタートしました。

 

 

 

今まで

ひたすら自分のために弾いていた

ピアノ

 

 

初めて

人に教えることになったわけです。

 

 

だけど、

 

 

 

これは私の天職だ!

 

 

と、すぐに確信しました😊

(思い込みです🤣)

 

 

 

生徒さんの気持ち、

弾けて楽しい気持ち、

上手くいかなくて悔しい思い、

本当は先生に伝えたいことがあるけど

言えない、

 

とか。

 

 

たぶん私はみんな経験している。

 

 

全部なんて

おこがましいことは言わないけれど、

生徒さんの気持ちが

少しはわかるかな、

と思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

それからあっと言う間に

28年が経ちました。

 

 

その間にも

さまざまな生徒さんに出会い、

関わらせていただく中で、

 

指導法を模索し、

悩み、

 

 

同時に

自分自身も

尊敬する素晴らしい師の

レッスンを受け続け、

 

 

音楽の素晴らしさを

再認識したり、

あるいはまたまた

落ち込んだり、

 

 

 

たぶん、こんな感じで

一生続いていくのでしょう😅

 

 

その意味で、

私は

皆さんと何も変わりはない。

 

皆さんが

これから歩むかもしれない道の

少し先を行っているに過ぎないのです。

 

 

ただ、

長くやっているので、

それなりにわかってきたことは

あります。

 

 

それは、

 

 

 

ピアノを弾くことは

楽しくなければいけない、

ということ。

 

 

言葉にすると陳腐で

なーんだ、そんなこと。

 

という感じだけれど、

 

 

楽だ、

ということとは違う。

 

 

ピアノを弾くことはやはり

練習が必要です。

 

 

だけど、

練習しなければ!

 

ではなく、

練習したい!弾きたい!

 

と思って

ピアノに向かえたら

どんなにか良いでしょう。

 

 

私は

それは可能だと思っています。

 

 

そして、

上達すればやっぱり楽しい。

 

難しいことに出会っても

その先の景色が

素晴らしいことがわかっているから、

それを見たいから

頑張れる。

 

 

そんな仲間を

増やしたいな、と思い、

 

 

それをお伝えするために

[大野ピアノ教室]を開業致しました。

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

  

 

 

 

 

 

武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻

卒業

ヤマハ特約店 柏屋楽器ピアノ科講師として勤務

ヤマハコンサートグレードアドバイザー

ヤマハピアノグレード

13,12,11級認定試験官

PSTA認定指導者

ヤマハピアノ演奏グレード

ヤマハピアノ指導グレード取得

全日本ピアノ指導者協会指導会員

ひいらぎ合唱団専属伴奏ピアニスト