2022/09/15 13:20

まちゼミに参加しています

第1回高千穂まちゼミに参加しています。

興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。

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2021/08/27 08:59

たわらや酒店様(熊本県菊陽町)のかわら版で当社をご紹介いただきました。

当社のお取引先であります熊本県菊陽町のたわらや酒店様より、かわら版でご紹介いただいておりましたので掲載させていただきます。

※記事は2020年9月のものです。

pdf たわらや酒店かわら版(暁紹介).pdf (0.75MB)

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※一部転載いたします

宮崎県高千穂町。多くの神話が残る里です。米焼酎『暁』を醸す、アカツキ酒造は、創業昭和91934)年。地元の農家の方々が出資して酒蔵を作ったといいますから、かなり異色の蔵ですね。神話の里、高千穂は、古来より民主的な自治組織があり、このイデオロギーが酒蔵を生み出したのではないか?と思います。

(中略)

焼酎づくりのポイントは、やはり麹づくりと河内さんは語ってくれました。よい麹をつくるには、お米の蒸しが肝心。蒸し米に麹菌を振りかけるのですが、温度が高すぎても麹菌がダメになるし、冷え過ぎてもよい麹にはなりませんと、語ってくれました。

「麹づくりの時は、夜中も麹が気になって、気になって寝れません。麹が米に着いただろうか…、気になります」と。

出来上がった麹を使って小型のタンクで1次仕込みを行います。期間は7日間。ここまでは球磨焼酎となんら変わらない。続いて、2次仕込み。大型の昭和33年製の4700ℓのタンクに移されて仕込まれます。1次仕込みの醪(モロミ)と蒸した米を混ぜ合わせ、約1カ月間発酵させます。完全に発酵がおとなしくなるまで、発酵させるのだそうです。通常、球磨焼酎の場合、2週間で蒸溜するので、醪日数が2倍です。蒸留酒でこんなに長い醪日数は初めてでした。恐らく、球磨焼酎よりも低い温度で長期間発酵させて、『暁』の独特の香味を整えるのではないか、と思いました。

出来上がった醪は、3回に分けて常圧蒸留器で蒸溜され、タンクへ移されます。1年以上、タンク内で寝かせられ、香味を整えるといいます。

『暁』を口にすると、米の旨味が凝縮された不思議な感じがします。風格のある香りと、旨味。一度飲んだら、忘れることができない、どこか懐かしく、どこかぬくもりのある味なのです。忘れていた頃に、『あっ、暁を飲みたい~』とむしょうに飲みたくなる時があります。理屈ではなくて、神話の里、高千穂の奥ゆかしい焼酎『暁』。今年で86年の香味は、今も健在です。米焼酎の本当の美味しさを伝える蔵を、夕方、後にしました。

2021/07/16 17:09

原酒店(福岡市中央区)様にブログでご紹介いただきました。

当社のお取引先であります福岡市の原酒店様より、ブログでご紹介いただいておりましたので掲載させていただきます。

※記事は2020年8月のものです。記事リンク→http://blog.sakayanohara.com/?eid=845#gsc.tab=0

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(以下、ブログを転載しております)

今回案内するのは球磨焼酎の流れを受ける米焼酎を、地理的には

孤立した宮崎県の高千穂で造り続けるアカツキ酒造さん。

 

こちらも蔵の眼下に川が流れているので豪雨時は危なかった

そうですが、何とか難を免れたそうです。

 

昨年のゴールデンウイークに阿蘇を経由して初訪問した時の

レポートを加筆して再録します。

 

宮崎というと南国のイメージがあると思いますが、神話の里・

高千穂町は県の北西端、大分県や熊本県と境を接しています。

 

まずは寄り道して初めて行く絶景・高千穂峡に行ってみました。

 

人里離れた秘境・高千穂峡というイメージでしたが、高千穂町の中心部・

三田井の街中からほど近くにこんな大渓谷があるのには驚きました。

 

高千穂峡から阿蘇方面に戻って、熊本県との県境まで

1kmほど手前で側道から北上すると…

 

表の看板はこれだけ!

 

下調べしておかないと通り過ぎてしまいます(笑)

 

隠れ平家の里かと思われる程の山里(標高約500m)にある

蔵元さんですが、長く「高千穂王」であった三田井氏が

豊臣秀吉に滅ぼされ、その末裔たちがひっそりと暮らし続けて

いたそうです。

 

蔵元の河内さんも家系図と遡ると三田井氏にたどり着くのだと

おっしゃってました。

 

昔は米焼酎の蔵元さんが数件あったそうで、球磨(米)焼酎の

流れなのは間違いないようです。

 

川に降りていく坂(崖?)を利用して建てられていて、

仕込み蔵は急な階段を下りていきます。

 

さらに階段を下ります。

 

仕込みの時期は12~3月で、製造石高は100石弱。

 

国内最小規模の蔵元さんです。

 

薪か石炭を使っていたのか、旧式ボイラーが残ってました。

 

先代手製の「半自動製麹(せいぎく)室」!

 

ドラムを使用せず甑で米を蒸し麹づけも手作業ですが、

日本酒のように「もろ蓋」に小分けはしてなく、室の中で

三角棚のようなもので温度管理して製麹しているので

「半自動」なのです。

 

仕込み&貯蔵タンク。

 

仕込み水と割り水は九州を代表する高峰・祖母山系の

伏流水です。

 

お母様が代表ですが、杜氏も兼ねる河内隆昭さん。

 

広告関係のサラリーマンから蔵を継ぐ為に

帰ってこられたそうです。

 

亡くなられたお父様の前は鹿児島から杜氏さんが

来られて造っていたそうで、宮崎酵母ではなく

鹿児島酵母を使用しているのは、その杜氏さんの

時代からかも知れません。

 

パンチと深みのある味わいは酵母の影響も小さくないでしょう。

 

そして醪(もろみ)の発酵日数は30日以上!

 

発酵がほぼ終わっても、しばらく寝かすそうです。

 

芋焼酎は半月程なので倍以上です。

 

某球磨焼酎の蔵元さんに質問しましたが、やはり半月程度

なので、こちらの発酵日数は飛びぬけて長いです。

 

単純に計算して、こちらのひと仕込みの日数で他所は

ふた仕込みできる訳ですから、経済効率が悪いのは

素人でもわかります。

 

それでも醸造学や経済の数式では表し切れない「何か」がそこには

あるようでその証拠に、出来上がった「暁」の唯一無二の味わいが

無言の証明をしてくれています。

 

アルコール度数44度の原酒は香りを嗅いだだけで

天国に行きそうです(笑)

 

地元・宮崎県ではアルコール度数20度が主流ですが、

原酒店では25度と35度を取り扱っています。

 

米焼酎  (あかつき)

 

宮崎県西臼杵郡高千穂町 アカツキ酒造

 

原材料 米麹・米(九州産米・白麹・鹿児島酵母使用)

アルコール度数  25度

 

1.8L  2120円(税込み2332円)

 

味わい的に似た銘柄が思い浮かばず、「○○のような」

という形容は見当たりません。

 

個性的な米焼酎ですが、あくまでも米焼酎としては…

であって、常圧蒸留の個性的な芋焼酎と同程度の

美味しい焼酎と思ってもらって結構です。

 

蒸留後は1年半以上寝かせて瓶詰めするそうなので、

熟成が足りない米焼酎にある特有のツンツンした感じは

全くなく、お湯割りの「伸び」がとてもよい焼酎です。

 

そして実は「角打ち未満」でじわじわとファンを増やしているのがこれ!

 

コクもパンチも段違いな35度です。

 

米焼酎  (あかつき)35度

 

アルコール度数  35度

 

1.8L     2750円(税込み3025円)

900ml  1663円(税込み1829円)

2020/11/20 13:44

11/21は高千穂100円商店めぐり

11月21日に開催される高千穂100円商店めぐり&スタンプラリーでは、本格米焼酎「暁」の試飲を行います。

車で来られた方には、お持ち帰り用もありますので是非お立ち寄りください。

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