活動報告

2022-11-02 16:32:00

西村山の医療体制・病院について

第2回西村山地域医療提供体制検討会を傍聴しました。
11月3日の山形新聞に載っていますが、
県からは「河北病院と寒河江市立病院を統合して西村山地域に新たな病院を設置する考え」の1案だけが示されました。
※第1回検討会(8月)では県は3案を示していました。
案①河北病院と寒河江市立病院を統合して新病院を設置する。
案②寒河江市立病院を中心に入院機能を集約し新病院を設置する。
案③西村山地域の各病院が機能分担しつつ、運営体制を維持し、連携を図る。
※県が考えている西村山地域の河北病院と寒河江市立病院が抱えている課題(当日の資料より抜粋)
・類似の診療機能を有している。
・医師、看護師など医療従事者の確保。
・施設の老朽化と厳しい経営状況。
・人口減少や高齢化の進行等に伴う医療需要の変化。
私の意見としては
・案①なのかの明確な根拠を示すべき。
 ※そもそも、各地域での医療をどうやったら充実できるかを検討するべきではないか。
・案②と案③も深堀して検討していくべき。
 ※河北町、西川町、朝日町は案③で行きたいと言っている。
 ※案①だけでなく、案②や案③のメリット、デメリットも示すべき。
・「県が考えている課題」に対しての具体的解決策を示すべき。
 ※でなければ、新病院を設置しても同じことの繰り返しになるだけではないか。
・西村山の住民が求めている、今後必要な医療を調査したうえで案を示すべき。
 ※診療科目、救急医療体制、診療科目の分業、急性期から回復期あるいは慢性期への移行に伴う転院体制など
・西村山76,500人に関わる、あるいは県全体に関係する医療に対する課題として、慎重に、わかりやすく、納得できるように進めるべき。
引き続き、注視・調査して参ります。
第3回の検討会も傍聴したいと思います。