巻末インタビュー
最後に、当HP管理人より、代表の猪股氏へのインタビューコーナーです。
以下、ご覧ください。 (※-は管理人、「」は猪股氏)
-まずは、このアカデミーの目指している方向は?
「具体的なテーマなどは、チーム名に込めていたりしながらこのHPでも掲げていますが、それに加え、孔子のこの言葉もイメージしています。
『これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず』
少し分かりやすくいうと、
『学問を積み重ねて、これを知っているという人も、本当に知ることが好きだという人にはかなわない。知ることが好きだという人も、その内容を
本当に楽しんでいる人にはかなわない』 ということです」
-これをサッカーに置き換えて、ということですね。
「ええ。つまりは、『誰よりもサッカーを好きになって楽しめる選手になって欲しい』 ということです」
-具体的な、『形』 のようなものはあるのですか?
「いや、形がない、というのが形というか・・・」
-どんなものにも形を変えることができる、水のような、という感じですか?
「そうですね。もちろん、今まで効果があった色々な練習方法などは積み重ねてきていますが、『明日はもっと進化しているぞ』というような。
更に言えば、子供たちを自分の枠に抑えるのではなく、もっと大きく育てたいという意味もあります」
-今まで、何名ものJリーガーを輩出されていますが、何か秘訣は?
「たまたま才能を持った選手に出会っただけで、今まで一度も、自分が特別な指導力を持っている、と思ったことはありません」
-しいて何かをあげるとすれば?
「う~ん、『その子のいいところを見つけてあげられる』というところですかねぇ。誰にでも必ず何らかの長所はある。それを見つけて
磨いてあげることができれば自ずといい選手になっていく、と思っています」
-では、そろそろ終わりが近づいてきました。何か最後にメッセージは?
「サッカーの技術を上げる、ということはもちろんのこと、それに加え、『心を育てたい』とも思っています。いい人間が最後には勝つ、
と信じています。
-勝負は最後に勝てばいいんだ、とよく言われてますものね
「ええ。そして、ただ勝つ、という面だけ見れば、それこそ、近年話題のAIを導入した監督にはかなわないでしょう。
しかし、『喜びを分かち合う』ことだったり、『悔し泣きからの嬉し泣き』だったり、と、こういった感動は人間にしか味わうことはできない。
サッカーを通じて、そんなことを体験して欲しいなあ、とも、強く願っています」
-お忙しい中、ありがとうございました。
「こちらこそ、我がチームのために、素敵なホームページをありがとうございました。また更新もお願いしますね・・・」