彫刻の説明

 

清正公堂は、伊豆の名工・小沢半兵衛親子が150年前に手掛けた建造物です。貴重な建造物な事から、彫刻と御堂が身延町の文化財となっております。御堂には多くの彫刻が彫られており、細部にまで亘る細やかな鑿(のみ)さばきからは「名工」と云われる所以を感じられます。また、其々の彫刻には龍や天女といった神秘的なものから、松竹梅の縁起もの・学業増進を意味するものがあり、彫刻そのものに御利益があるよう作られてあります。

※写真が小さいので、拡大図はこちらからご覧ください。 

 

本堂(外)正面

 

正公堂正面には、松竹梅をバックにが彫られており、末永く幸福に繁栄されます事を願う縁起の良い(高砂の)彫刻が施されています。これから、二人で人生を歩む方、良縁を願う方、夫婦円満を願う方は是非ご覧ください。

 

階段右上(外)

 

 

階段右上には、鶴に乗る王子喬が彫られてあります。王子喬とは、中国・周代の仙人で、鶴に乗り本を読んでいる姿が彫られています。

 

階段左上(外)

 

階段左上には、空を飛ぶ列子が彫られております。列子とは、中国・春秋時代思想家で、巻物を持ち空を飛んでいる姿が彫られています。

 

本堂(内)正面