ご注意ください

最近、気仙沼ホルモンの知名度が上がるにつれて、
当店では到底納得できないようなホルモンを
気仙沼ホルモンとして提供する店が増えてきています。
どのような店かと言いますと
※自分の店で手間ひまをかけて仕込みをしないで
 スーパーや精肉店等で購入したものをそのまま提供する店
※生のにんにくを使用せず加工にんにくを使う店
※ひどい例では他県から冷凍の既製品を取り寄せ気仙沼ホルモンとして提供する店
※ホルモン店は誰でも簡単にできる店だと思い素人同然で提供する店
当店では仕込みの時に捨てる部位を提供する店
※地元の名物として観光客、ボランティアなどに価格を高くして提供する店 等々

本物の気仙沼ホルモンは、鮮度と十分な仕込みが重要です。

観光客やボランティアの方、そして応援に来た方がせっかく気仙沼に来て楽しみにして食べたのに、

他店で食べたらおいしくなかった、価格が高かった、がっかりしたとのお話を多数お聞きしております。

なかには、他店に不満があり、当店に気仙沼ホルモンを食べなおしに来たお客様もいらっしゃいました。 

のお客様は来店時には他店について大変怒っていましたが、当店ご飲食後は、喜んでお帰りになりました。
また、袋づめの気仙沼ホルモンを食べておいしくなかったが、焼肉くりこの気仙沼ホルモンを食べて、
気仙沼ホルモンって美味しいんですね と言っていただけたお客様もいらっしゃいました。
気仙沼ホルモン発祥の店を名乗るにあたって
地元気仙沼の食文化を後世に残したいと思い
気仙沼ホルモンを発案(定義、歴史を調べる等)して、
知り合いの精肉店や焼肉店に協力を求め相談したところ、
うちでは、そう言うものはやらない、やるなら1人でやれ、と言われました。
その結果、1人で何年も広報活動
(メニューに記載してお客様1人1人に説明や看板設置や新聞広告等)
をして、努力をした結果マスコミなどに数々紹介されて有名になってからは、
各店が当たり前のように気仙沼ホルモンの名前を使うようになりました。
当店は誰にも頼らず気仙沼で初めて、気仙沼ホルモンというブランドを立ち上げ
地元の食文化のためがんばってきた経緯があり
そうした、お客様をがっかりさせることは、非常に残念でなりません。
また、きちんと手間ひまをかけた本物の気仙沼ホルモンを提供しているお店があまり多くないのも事実です。

 ぜひ、当店に来てくださいと言うことではなく、この事実を皆様に知っていただきたいと思いましたので、

ここにお書きしました。

気仙沼ホルモンという名前(看板、のぼり)だけではなく、一度地元の人(タクシーの運転手等)に

聞いてからお店を選んでいただくことをお勧めします。