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2017/04/25
信じるか信じないかはあなた次第です。ラスト
続きです。
日本国内でジアミンが配合されていない髪の色を変えることができるものは、ブリーチ(脱色剤)、ライトナー(美容室で扱われている髪を明るくするカラー剤。色味はありません)、ヘアマニキュア(市販されているものでも)、ヘナ(市販のヘナにはジアミン配合のものもあるみたいです)などがあります。どれもアレルギー症状の心配はありませんが、カラーのように白髪も染めつつちょっと明るくとか、ただの茶色じゃなく今流行りの外国人風カラーなどはできません。最近だとトリートメントカラーなどもありますが使用したことがある方はご存知だとおもいますがキレイに染めるには色々条件があります。
じゃみなさんヘアカラーはアレルギー症状がでますし、それに代わる製品も無いのでヘアカラーはやめましょう!というわけにはいかないでしょうし、それを伝えたいわけではありません。このアレルギー症状はカラーをしている人全員が発症す可能性があります。ですが、あくまで可能性であって発症しない場合もあると思います。花粉症と同じようによく言われるコップの大きさで症状がでるかどうか決まるので、毎月カラーしていても一生アレルギーにならない方もいれば初めてのカラーでアレルギー症状が出てしまう方もいるでしょう。もうすでにアレルギー症状が出てしまった人は最初に紹介したもので染める以外に方法は今のところありません。今カラーをしていてもアレルギー症状がでていない人にとって大事なのは5年後も10年後もカラーをし続けたいのかということです。花粉症と違ってヘアカラーのアレルギーはカラーの時にしか体内に吸収されないので対処の手間は花粉症に比べ楽だと思います。それに最近ではケア目線でのカラーをおススメしている美容室も増えてきましたし、ネットでもたくさん情報が出ていますので気になる方は調べてみたり美容師さんに聞いてみて下さい。
2017/04/21
信じるか信じないかはあなた次第です。01
久しぶりにケミカルネタを書きます。大分放置してしまいました(-_-;)
4月は季節の変わり目ということもあり頭皮トラブルを気にされるお客様も多くご来店されます。実際、ネットなどでもその手の記事をよく目にします。季節の変わり目は肌トラブルが起きやすい季節なので気になる方は美容室に行った時に相談してみた方がいいですね。そして、その手の記事の関連でよく目にするはヘアカラーでかぶれてアレルギー症状が出たという記事です。最近もYahooニュースに海外でかぶれた女性の画像がでていましたし、以前にも朝の情報番組で市販のカラー剤でかぶれた女性がインタビューされてました。まぁ、海外の話しだし、カラーは美容室でやってるし大丈夫でしょと思っているみなさん・・・果たしてそうでしょうか?私は今後この問題が日本でも大きな問題になるのではと思っています。
アレルギー症状の大きな原因になっているのはカラー剤の中に含まれている『ジアミン』という成分です。日本で使われているほとんどのカラー剤の中には含まれていて、細かく分けると〇〇ジアミン・〇〇アミンなど3種類くらいです。日本人の髪を茶色くする場合この成分が入ってないときれいに染まらないので配合されています。特に白髪染めには普通のカラーより多めに...ジアミンはカラーの度に体内に吸収され、その吸収された容量がいっぱいになるとアレルギー症状が発症します。(◎_◎;)?この症状の出かた最近も違うアレルギーで聞いたことありませんか?そうです、今や日本国民の5人に1人がなっている花粉症です!昔は花粉症なんて言葉聞いたこともなかったのに、最近では天気予報と一緒に花粉の量まで教えてくれる時代になってしまいました。花粉症が国民病なってきた歴史とヘアカラーのたどってきている歴史を調べるとヘアカラーのアレルギーも国民病に!?ではないかと考えさせれらます。スギ花粉が初めて確認されたのは昭和39年ころ、同じく美容業界にヘアカラーが誕生し、スギが成長して花粉の量を増やすのと同じようにヘアカラーの種類も増え一般家庭でも簡単にできるようになってカラーをする回数も増えていきました。現に5~6年前にはヨーロッパ数か国ではこの成分をカラー剤に配合するのを禁止されました。(日本はこういう対策が後手後手ですからね。。)
と今回はここまで。