♪ 近況&インフォメーション ♪ 

2009 / 11 / 13  

不思議な嗜好品。

写真はどちらもコーヒーの加工品(?)です。

右はアロマオイル「コーヒーセレモニー」です。
都内で
生活の木にお勤めのお客様に先日いただきました。ありがとうございました。
妹さんは茨城在住でホットケーキを食べによくきていただいていましたが、お姉様が茨城に帰省されたときに、美人姉妹お二人でお店にきていただきました。
エチオピアのコーヒーを使用しているから「コーヒーセレモニー」なんですね。
インターネットでも購入になれるようです。(ショップは
こちらです)
現在、エチオピアからのコーヒー生豆の輸入は再開のめどがたっていません。イルガチェフの香り…。思い出します。ありがとうございました!

左は、コーヒーの灰が陶器を焼く釜のなかでガラス質になった自然釉です。
コーヒーの灰です。
筑西市ご出身の益子焼きの陶芸家の大高正希さんにいただきました。
明日から氏の個展が益子の共販センター内のkyohan six galleryで行われます。
釜のなかに、コーヒーの豆とガラをいれることで陶器の表面が独特の仕上がりになるということです。
「地球のような模様」と仰ってましたが、…不思議です。

大高正希 陶展 2009.11.14~11.29 10:00~17:00(水曜定休)

★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ ★★★ 

コーヒーの発見伝説は、
イスラム教のシェーク・オマールが鳥が赤い実をついばんで元気に鳴いているのを見てコーヒーの実を口にした、というものと、
エチオピアの羊飼いのカルディが山羊が赤い実を食べて興奮しているのを見てキリスト教の修道院に知らせた、という2つがあります。
どちらの伝説も、爽快感を与える飲み物、精神活動を促進させる特別な飲み物として寺院で最初に飲まれていた事実をあらわしています。
オマールはコーヒーを発見した聖人として崇められています。
その後、一般に広まってからは禁止令が出たりするほどの嗜好品になっていきます。
香り、味、飲むまでのセレモニー、…
本当にコーヒーは至高の嗜好品として楽しむことができるものです。
アロマオイルになったり、陶器の表面に模様をつくったり… 
大活躍です!


今月、そして来月、またまたカフェの本とコーヒーの本が出版されるようです。
当店も掲載予定です。本当に嬉しいことです。ありがとうございます。
発売が近づきましたら、またお知らせいたします。

今年はずっといろいろな雑誌や書籍で紹介していただきました。
本当にありがたいことです。
なんでも建築関係の雑誌では掲載料を払って、掲載するようなものが多いと業界のかたにお聞きしました。
コーヒーやカフェを扱った専門誌や一般誌ではだいたい、メールやファックスや電話で編集者かライターさんから取材依頼が来ます。
そして実際の取材時の撮影でお出ししたコーヒーやスイーツはすべて料金をお支払いくださいます。その後、改めてお店のコーヒーや食事をご注文いただく場合もあります。コーヒー豆をお買い上げいただくかたもいらっしゃいます。
たぶん、建築業の広告としての雑誌とこれらの飲食店の雑誌は出版社の目的が最初から違うからだと思います。(広告掲載費を得るための出版と一般購読者に購入してもらうための普通の出版と)
広告費をかけているわけではありませんので、掲載によって懐が痛むわけではありません。みなさま、ご心配いりません。

本当においしいコーヒーを飲みたい、そういう時間を楽しみたい、そのためのおいしいコーヒー豆を買いたい、という皆さまに知っていただくためには、
雑誌や書籍で広くお店のことを知っていただけるのは嬉しいことです。
そういう思いをもったたくさんのかたとも出会うことができます。

自分にとっては、
人と人を結びつけたり、元気にしたり、時には取りつかれるような人もいたり…
気分転換になったり、考え事をしたり、頭をすっきりさせたり…
コーヒーは本当に不思議な飲み物だなぁと思います。