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2010 / 09 / 25  

太陽と月の珈琲のコーヒーが帰ってきました。

この夏、正確には7月に入った直後からの連日35℃の異常な気象が、ことのはじまりでした。

決して広くない焙煎ルームは温度と湿度が高くなり、かつて無い悪環境。

湿度が高いと温度は上がりにくく、また下がりにくく、
水分抜きの過程もこちらの予想を大きく裏切ります。

温度が下がる夕方を待っても、期待ほどは下がらず、連続焙煎では釜の熱が下がらず、
いったい何時間かかるのか? と、仕方なく営業中から焙煎機を暖めだす日ばかりでした。

温度が高いとガス圧計の値も狂い、

水分が思ったほど抜けないのが嫌で、火力と排気を変えていく…

少しずつずれ始めると、なかなかそれに気づけません。
この道でよかったはずなのに、まったく見知らぬ風景が広がっていました。

まるで、熱湯にカエルを入れると驚いて逃げ出してカエルは死なないのに、
水のうちにカエルを入れておくと、火力で暖めていくとカエルは少しづつの変化に気づかず、茹であがって死んでしまうのと同じです。

プレスによる提供は浅い焙煎でないとやっぱりおいしくないのかなぁ、と
こんな深煎でプレスで出しているところはない、と
なかば諦めかけていました。


SCAJでいくつか飲んだプレスコーヒーはおいしいものでした。
ドリップ提供でもおいしくないものも、当然あります。

プレスでもおいしいと感じるコーヒーを焼いていたはずなのに、…

と、やけくそで久しぶりにダイナミックに焙煎を変えてみました。
全く、こんなに変えちゃうのかと自分で呆れるくらいの大胆な方法論の組み合わせで、プロファイルを組み立てました。

直火式の焙煎機はそれでもロースト感とスモーキーフレーバーは残りますが…

この二日間、試行錯誤でローストを変えていました。
すると、あっと驚く豆になりました。

戻ってきました。プレスでもおいしい太陽と月の珈琲が。

長いトンネルに、いつの間にか入り込んでいたのを、それでやっと気づけました。

プレスでもサイフォンでも点滴ハンドドリップでも、すっきりして美味しいコーヒー。

前は出来てたはずじゃないかの自問に、

いままでまったくやっていなかったローストの温度プロファイルなんだけど、

いったいなぜ?

疑問は残りましたが、別ののぼり道で同じ到着点に達する方法を見つけたようです。
本当に苦しかった夏が嘘のように今は爽快です。


そこで、お薦めの珈琲豆です!

ブラジル Caixetas農園 レインフォレストアライアンス認証コーヒー

ミナスジェライス州パトスデミナス地区

樹種カツアイアマレロ 精製方法エコウォッシュト 乾燥ウインドドライ

フェレーロ家は100年の歴史を持つ伝統農家です。
栽培品種ごとにドリップ向きかエスプレッソ向きか、テストを繰り返し、顧客のニーズに最適なコーヒーを提供できる環境を整えています。

グァテマラ Don Antonio農園

ウエウエテナンゴ サンペドロネクタ

ムンドノーボ フリィウオッシュト

すっきりした綺麗な酸味… と個性的なパンチある香味。大好きなウエウエテナンゴです。

エルサルバドル LAS NUBES JAS有機認証生豆使用コーヒー

ニュークロップはバキュームパックです。
パックをあけた時に柑橘系!が襲ってきます。

サンタアナ

ブルボン

コスタリカ Helsar Organic JAS有機認証生豆使用コーヒー 

ウエストバレーのZARCERO(サルセロ)町

カツーラ カツアイ 

甘味と酸味がバランスがとれていて、マウスフィールもよいです。



グアテマラはアンティグアのサンタクルスももちろんお薦めです。

来週は、さらにグァテマラと、コロンビア、…などでおいしい新しいコーヒーを紹介できる予定です。

ラッシュのようにおいしいコーヒー豆の到来と、

間に合ってよかった、気づき、

最近、ドミノ倒しのように吉報が続きます。

本当に美味しい珈琲は

信頼できる焙煎士のいる自家焙煎店と、きちんとした正しい珈琲の知識のあるコーヒー関係の組合や協会加盟店でお求めください。お飲み下さい。

珈琲には、善い珈琲という言葉があるくらいなのです。