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2010 / 04 / 16  

新しいブレンド珈琲。新しいコーヒー。

今週末から、新しいブレンドコーヒーがラインナップに加わります。
取扱いのなかった新しい農園のコーヒーも登場します。
こうご期待です。



実はここ数週間でコーヒーは半分ほどの銘柄が変わりました。

当然、それで構成されるブレンドコーヒーもグレードアップしています。

以前、同じ「コーヒー」という飲み物でもぜんぜん違うものです、と記述しましたが、
同じ銘柄、グァテマラやコロンビアやタンザニアでも、
産地や農園や豆のロットで味は違うものです。
そして焙煎機や焙煎方法でも違いますし、抽出方法でも変わってしまいます。

同じ「コスタリカ」でも、農園での精製方法でも味の傾向は変わるのですが、
なかなか「スペシャルティコーヒー」の味覚の世界を伝えきれずに、
いまだに四苦八苦してしまいます。
「コスタリカがおいしい」、「エルサルバドルがおいしい」、
と思ってどこでも同じものだと思って買ってしまうかたがいらっしゃるのがコーヒーに対する理解の現状です。

一般のお客様でも、
「ブルーマウンテン」「ハワイコナ」という言葉だけを知っていて、
それらの銘柄のなかにもNo.1やエクストラファンシーというグレードわけがあり、
「ブルーマウンテンブレンド」とあれば、わずか30%の「ブルーマウンテン」が入っていれば表記が可能で、しかも別に最高級の「ブルーマウンテンNo.1」でなくても構わない(表記できる)ということも、
一般の消費者であるお客様はご存知ないのではないでしょうか。
それでも昔の高額コーヒーを名前だけで信じて買ってしまっているお客さまもまだまだ多いと思います。
これからは、よりおいしい廉価なスペシャルティコーヒーの存在を知っていただければと思います。

ちなみに、
ブルーマウンテンコーヒーならNo.1、ハワイコナならエクストラファンシーが最高級品です。
以前当店でも取り扱ったものはもちろんこれらのグレードのものです。(現在はおいておりません)

毎日、4~12時間焙煎し、カッピングし、テイスティングするのが日常化していると、一般世間のコーヒーに対する認識のギャップに愕然とすることがあります。

先週、遠出先でコーヒーを購入しましたが、酸味の強さにびっくりしました。深煎でもこんなに強い酸味が残ってしまっているコーヒーを久しぶりに飲みました。同じコーヒーでも目指す味作りは好みや指向によって随分変わるものだと実感しました。

自分のお店と同じようにスペシャルティコーヒーとして生豆や焙煎方法にこだわって、カッピングやティスティングを繰り返しているお店では、美味しいスペシャルティコーヒーを販売し提供されているのを実感しています。


最近、何軒か訪ねさせていただいたコーヒー屋さんも、おいしくて勉強になりました。
よい刺激になります。


新しいブレンドですが、
はじめてのライトでソフトなコーヒーです。

お店で「チョコバナナアイスのホットケーキ」復活した「COCOAのホットケーキ」とお楽しみ下さい。

週末からになります。お楽しみに。