JULES VERNE COFFEE

つくばのお店の各テーブルに置いてある文章なんですが、何年も経って読まれることも少なくなってしまったようでしたので、大きく作り直してスペースの入り口と田園の席のところに掲げました。

最近また、初心を忘れずこの場所との出会いやお店への思いを新たに感じています。

旅人のコーヒーのココロ

ひとは、はじめての出来事に遭遇したとき、過去に体験したことのある自分の経験や概念に当てはめて理解しようとします。

旅人のコーヒーは、カフェや喫茶店に見えると思います。
でも実は世界にただひとつの（？）珈琲豆専門店です。

本来ならばコーヒー豆の販売スペースだけあれば珈琲豆販売には事足りるのですが、つくばのこの空の美しく感じることのできる場所に出逢った私達は、ここを「空とコーヒーの劇場」と名付け、コーヒーと過ごすひとつの素敵な形をプレゼンしてみたくなりました。
雲のたなびく空と筑波山を望む席で、いまいちど、人生という旅を歩む旅人であることに思いを馳せることができるような…

いまこの瞬間を永遠に味わえるような、そんなコーヒーを目論んでハートフルなコーヒー豆を焙煎しています。
目を閉じて、コーヒーはもとより空間や音やいろいろな気配までゆっくり感じながら味わっていただけると嬉しいです。

一粒のコーヒー豆にココロをこめて。