株式会社　夜の森ローズガーデン

花のつぼみを毎日摘み取り、1月末～2月にかけて育った苗の枝を根元1センチ上から折り曲げました。

アーチング栽培と言い、折り曲げた枝葉から光合成を確保して根元から新しく出てくる芽を育てて採花する技術。

この方法は、

・常に根元付近からの採花ができ作業効率が良い

・弱い枝は折り下げるので芽の整理作業の省力化が図れる

・剪定という難しい技術が不要

・生育が均一で、伸びた枝の長さが揃うため選花作業の省力化が図れる

・樹高が低くなる分、光線利用率が高くなるとともに室内環境をを平均化することが容易になる

・熟練技術を必要とせず大幅な省力化可能にしたことで、雇用労力を利用した経営規模の拡大に対応できる

（当社コンサルタント：末松　優氏　著「花卉類養液栽培の概要」より引用）

植付から1か月過ぎましたが、順調に生長しています。

【日々行っていること】

・毎日、養液のカンエキ回数と量・排液量をチェックし記録。

・病害虫の早期発見のため、毎日、個々の苗を観察してまわり、制御盤の温度や湿度、培地の温度測定を行っています。

・花のつぼみは、葉や茎にエネルギーを与えるため、もったいないけど見つけたら摘み取ります。

・湿度の低い時間帯を考慮した通路散水

2０２０年１２月１０日に苗の植付をしました。

品種は、5種類で4月ごろから花の収穫ができる見込みです。

 市場出荷他、直売も予定していますので、見学方々ぜひお越しください。