活動実績のご紹介
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事業承継の成果事例 1⃣
事業承継の経緯、取り組み内容とその時期、今後の事業展開など
譲渡者の明星飯店は、大和郡山市では美味しいと評判の町中華料理店でした。コロナ禍は乗り切ったものの店主の高齢などを理由にお店を継いでくれる人を探していましたが、なかなか後継者は見つからず、地域に惜しまれながら令和4年8月に閉店しました。
譲受者のニーノの森は、橿原市、奈良市でカジュアルイタリアンレストランを23年間経営し、コロナ禍の閉店の危機を乗り越え、ある飲食サイトで外国人が選ぶイタリアンレストランで全国2位になったこともある有名料理店でした。
ニーノの森のオーナーの西野さんが、緑豊かな風景の見える場所に移転したいと探していたところ、地元の大和郡山市内で明星飯店の閉店を知り、大和郡山市商工会に令和5年3月20日に来館。長年、商工会員であった明星飯店さんとのご縁をつなぐとともに、令和5年11月9日に店舗を引き継ぎ、事業承継が成立した。
その間、西野さんと横倉さんは意気投合して、店づくりや店舗の改装にいろいろなアイデアを話し合って内装が完成しました。またニーノの森は、奈良の「ニーノ」と大和郡山の「明星飯店」の両方を承継した店であると西野さんが語っているように、ランチメニューには、中華料理のテイストを残したメニューも並んでいます。横倉さんの思いを引き継いで、「イタリアンを基調とした多国籍料理」のお店として生まれ変わっています。
新しいお店は、大和郡山市商工会が支援を継続しており、補助金、経理、ホームページ作成など様々な支援メニューをご利用いただきながら、大和郡山市の飲食店として事業を継続しています。市内のお店がひとつ閉店してしまう状況であったのが、今回の事業承継により同じ飲食店として、また2人の料理人の思いもつながった事例です。
事業承継の成果事例 2⃣
事業承継の経緯、取り組み内容とその時期、今後の事業展開など
当該事業社は自動車整備業を主力事業としており、以前より取引関係にあった株式会社A社より、令和7年3月、経営難により事業継続が困難であるとの相談を受けた。
同社のレンタカー部門は、当該事業社の整備技術と顧客基盤を活かすことで再建・拡大が見込めると判断し、300万円で事業譲渡を受けた。
譲受側(現代表者)からのコメント
事業承継を検討し始めた時期と理由
令和7年3月、相手方から経営難により事業の継続が困難である旨の相談を受けたため。
第三者承継の場合、譲渡先はどのようにして見つけましたか?最後の決め手は?
従前より同社レンタカー事業に対し、自動車整備および車両の供給を行っており、当該事業の運営状況を十分に把握していた。
慎重に検討した結果、当社の整備技術および顧客基盤を活用することで、レンタカー事業の再建および事業拡大が見込まれると判断し、協議のうえ、当該部門の事業を譲り受けることとした。
事業承継にあたり困難だったこと、うまくいかなかった部分など
当初の協議段階においては、同社全体の買収を前提とし、既存の法人格・従業員および各種契約関係を承継する形での事業再建も検討していたが、財務内容の詳細な精査を行った結果、同社は事業全体で債務超過の状態にあることが判明した。
生じた課題はどのようにして解決されましたか?
事業承継地域ネットワークを活用し専門家に相談の上、財務内容の詳細な精査を行った結果事業全体の買収による再建には過大なリスクが伴うと判断し、事業全体ではなくレンタカー部門のみを買い取る方針を決定した。
事業承継にあたり良かったこと、新たな気づきや自分が成長したことなど
事業承継を通じて、自社に価値のある部門だけを承継でき、関係者との信頼関係も築けた。財務分析やリスク判断、戦略的な意思決定を実践する中で、自分の判断力・調整力・戦略思考が成長したと感じている。
支援機関からのコメント
事業承継を円滑に進めるためにおこなった支援のポイント・活用した制度など
事業承継にあたっては、事業承継地域ネットワークを活用し、事業承継計画の相談・助言を通じて経営者を支援するとともに、マル経融資を活用して買い取り資金を調達することで、円滑な事業承継を実現することができた。
事業承継の成果事例 3⃣
事業承継の経緯、取り組み内容とその時期、今後の事業展開など
5年ほど前から、前代表者の年齢や体力の限界を理由に後継者への事業承継を検討し始めた。後継者は役員の息子で親族内承継であったことから、銀行の名義書き換えから法務局の登記変更、本店所在地の変更までを前代表者みずからがおこなった。
事業承継・引継ぎ支援センターに相談、アドバイスを受けながら、法人の資産や個人貸付などの引継ぎもスムーズにおこなうことができた。暦年贈与制度を利用した節税もおこなった。
現在の住宅関連事業の外部環境は悪い状況が続いているので、今後も数年間は、前代表者も後方支援を続けながら、不動産業と宅建業ができる強みを活かして攻めの販売をしていきたい。
事業承継の成果事例 4⃣
事業承継の経緯、取り組み内容とその時期、今後の事業展開など
3年ほど前から、運営面では従業員だけ(現代表者を含む)で動くようになっていた。会計や社会保険関係などは前代表者が管理していたため、2年前に事業承継の打診を受けた際も、一番の心配事は「経営の数字面の現状が分からないまま引き継いでいいのか」ということでした。
事業承継地域ネットワークに相談して、引継ぎセンターの相談員の方が、前代表者との間に入ってくれたことで話が進みはじめた。
譲受側(現代表者)からのコメント
引き継いだ在庫の贈与の関係が発生したので、アドバイスを受けながら申告納税を完了させたい。
これまでは同じ従業員の立場だったスタッフが、経営者と雇用者という関係になることで少し意見の違いも生じたが、一緒に仕事や目標を立てて事業を成長させていくという意識が持てた点は、少し成長できたと思う。