ごあいさつ

創業は1950年(昭和25年)に~紙と共に歩んで70有余年 和洋紙の産地問屋として兵庫県姫路の地で創業いたしました通称」「紙屋」でございます。

その紙が取り持つご縁で故魚田松園(村上美春)先生との出会いを機に書の分野にも紙の販路を広げさせていただくことになりました。

故安藤聖空先生を師事される故魚田松園先生は、自分の書く紙は自分で作るという強い信念もと、紙の原料から染料 等々を全て吟味して一枚一枚紙を作り上げてきました

現在もその技法を受け継いで丁寧に一枚一枚手作業で仕上げております。

中でも三椏こうぞうを主原料とした手漉き本鳥の子紙を用いた古筆臨書料紙(清書用)は砧打ちを施しておりますので機械でローラー掛けしたものよりも、より一層の風合いと、しなやかさがあり、心地よい墨ののりと滑らかな運筆があるとご好評をいただいております。

「砧打ち」(きぬたうち)とは

一枚一枚の紙を数十枚重ねて木槌で丁寧に、縦、横に数千回叩いて製品に仕上げておりますのでローラー掛けをした紙とは一段と違った紙の風合いが保たれて、打紙加工された紙は繊維が潰れ密度が増し、しなやかになり 光沢を帯び 表面を平滑にする以外にも墨のにじみを防ぐ効果あります。

 

 

誰でも簡単、無料でつくれるホームページ 今すぐはじめる