農福連携の取り組み

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当事業所の収入は大半が行政からの委託作業です。

行政からの委託作業は決まった作業があることと、毎月の収入も安定しているのでメンバーさんの工賃も安定します。ただ、今以上に高工賃(工賃UP)を支払っていくことは難しかったり、また基本的には1年契約となるため、毎年のように、今年度は委託していただけるのか?などの悩みがあるのも事実です。このようなことを経験し、何か自分たちができる作業を見つけなくては。というところから始まりました。

当初はいろんな案がありました。あちこちへ見学にも行きました。そんな中で、私たちがこの地域でできることは何かと考え、地域の困りごとの一つである農家の減少、耕作放棄地増加という問題にたどつきました。このことから、私たちがこの地域で伝統的に取り組んできた作物を作るのはどうかと考えました。最初は、芋(紀南地方にあるサイパン芋)から少しずつ始めました。また、行政からも、梅畑の管理をさせていただくことにもなりました。ただ、やはり農業の経験も知識もないため、どうしたらよいか?何が良いのか?良くないのか?といった感じで手探り状態でした。

そんな時、JAみくまのさんより「農福連携とは」なんでしょう?と、新宮・東牟婁圏域自立支援協議会就労部会にお声をかけていただきました。

私たちも、「農福連携」という言葉だけは聞いていただけで、内容等もわかっていなかったのが現実です。その中で、お互いが寄り添い話し合っていこうということで、初めは、古座川で行われた「にんにく収穫祭」で収穫体験をさせていただきました。(※就労部会の各事業所職員)その後、まだ収穫が残っていたにんにく畑を、エコ工房四季を含め3事業所のメンバーたちが収穫体験をさせていただきました。

これがスタートラインでした。その後は、JAみくまの、和歌山県セルプセンター、新宮・東牟婁圏域自立支援協議就労部会で「農福連携セミナー」を計3回行い、農家さんたちにもたくさん来ていただき、みんなで勉強をし顔の見える関係をつくりました。

 

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農福連携の様子


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和歌山県農福連携事業動画


 

和歌山県の農福連携事業により動画を作成していただきました。(著作権は和歌山県となります)

 

 

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