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与那国島と黒潮が作り出した宝物
石垣島と台湾のほぼ中間に位置する日本の最西端の島、与那国島。波が荒い外海の中の孤島で、昔は「渡難(どなん」と言われるほど訪れるのが大変な島でした。100mもの岸壁が垂直に海に落ち込んでいたりと起伏に富んだ地形で、人跡未踏のジャングルもあります。
黒潮が直接ぶつかるので潮通しが良く、カジキやハンマーヘッドシャークなどの大物が多く生息する海域で、その黒潮を直接汲み取って製塩しました。
蔵盛一家で作ってます
「蔵盛さんちの塩」という商品名の通り、家族総出で製品作りに励んでいます。海水の味見をしてポンプでくみ上げるのは父の仕事。長女の京子が精製室で海水を大きな自釜に移し、薪で煮る。高塩分での海水を煮詰め、不純物を取り除くことで味わい深い塩が出来上がります。袋詰めにした商品に妹の希美がシールを張り付けています。
美しいピラミッド型の結晶の塩
粗粒の大きさは1mm~10mmとまばら。その中に中身が空洞の美しいピラミッド型をしている結晶を集めたものが粗塩。私たちは海底遺跡に似ていると言ってます(笑)