お知らせ
2018 / 10 / 16 11:51
ALC工事について
当社ではALC工事を主として行っております。
ALC工事とは、ALC外壁(高温高圧養成処理して作られた、軽量気泡コンクリート板)という建築材料を使い、建築物の外壁、間仕切壁、屋根、床にウインチという機械やクレーンなどを使用して取り付けて行く作業です。
店舗、病院、工場、住宅等、幅広い施工を行っております。
ALC外壁の特性
ALCの主原料であるセメントと生石灰は、水と反応してアルカリ成分を生じさせます。アルカリ成分がアルミニウムと反応することで水素ガスが発生するのですが、この水素ガスがたくさんの気泡を作ります。これを高温高圧蒸気養生することで、トバモライト結晶というものを生じさせます。この結晶構造になることにより、軽量かつ、非常に高い耐久性と耐火性を備える素材となります。不燃性ですが、有害物質を一切含んでいないため、万一の火災にも有毒ガスや煙を生じません。
ALCは多孔性(気泡が多い構造)のある素材なので、気泡が湿気を吸着して湿度を調整してくれます。また、無数の気泡が音を吸収するため、遮音性が高いのもALCの特徴のひとつです。