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こんな時計も修理する? 約200年前の時計です。 ドロ様時計
この時計も修理でお預かりしました。
外海町にあるドロ神父記念館にあった時計です。高さ2m50cmくらいの時計です。ドロ神父が来た頃から修道院で使われていたそうです。もう何十年も動いていないとのことでした。
第一印象は、「背が高っ!! でも細長い時計だな~」って感じでした。
大きすぎるので、時計の中身(ムーブメント)と付属品を持ち帰り修理することにしました。
ちなみに、この話題はKTNテレビの「できたてGopan」で放送されました。テレビの撮影スタッフの方々もいい人たちでした。
ドロ様時計の続きです。時計の機械部分です。
ムーブメントの写真です。
鋼鉄と真鍮で作られたフランス製の時計でしょうか。
重錘式といって、ドラムに巻かれた紐の先に錘がぶら下がっております。3~4kgある?のが時刻用と時報用で2本さがってます。
埃がついて汚れていますね~。サビも目立ちます。ですが、歯車など重厚に作られていて非常に良い時計です。写真上部に鐘が少し見えていますが、本当は4個ついてるんですよ。とても綺麗な音色を響かせます。
今の時計よりも良く感じるのは私だけでしょうか・・・。
現在は修理も終わり、ドロ神父記念館で時を刻んでおります。
修理した時計が動き出すと嬉しくなりますね↑(>_<)
澄んだ鐘の音は200年前から同じと思うと、この時計のドラマを感じますね。
この時計は、これからも大切にされていくことと思います・・・。
最近は、「動いてるか、見に行ってみようかな~。」と思ってしまいますね(^-^)