詳細情報
「平飼いって何なの?」「放し飼い?」「庭先飼いとは?」
よく訪ねられる質問です。
たくさんの玉子を生産する場合、効率性を高める為に大量の雌鳥を狭いケージに詰め込みます。
太陽光を完全に遮断して人工光で一日の日照時間をコントロールして、ひとつでも多くの玉子を産んでもらうシステムです。
文字通り『人工生産』と言った感じです。
そんな養鶏に私たちは疑問を感じていました。
「はたして、そんな環境で雌鳥達は美味しくて安全な玉子を産んでくれるのか?」
当然ながら雌鳥はストレスを抱えた状態で日々を過ごすわけです。
具体性を持たないとしても何らかの違和感や不安感を覚えるのは私たちだけではないと思います。
私たちが最初におこなったのは、親鳥が自由に動き回れる環境に戻す事でした。
そして雌鳥と雄鶏を一緒に過ごさせる事。
当たり前の話ですが、同じ環境に自分を守ってくれる雄鶏が居ると、雌鳥は安心して草をついばんだり、走り回ったり、そして自然なサイクルで玉子を産んでくれます。
ストレスのない環境と安全でバランスのとれた餌。
次におこなったのは、マイナスイオン化、乳酸発酵させた餌にする事。
「食」はそのまま「玉子」に影響しますから、安全でバランスのとれた餌がとても重要です。
お腹いっぱい餌を食べて、自由に動き回って、時々昼寝をしてetc.
そのようなストレスを持たない環境の雌鳥から産まれたた玉子は、嫌なクセが無く、どなたからも「美味しい!」と言ってもらえる玉子となったのです。
おまけにコレストロール値が低いというご褒美もいただけました。
健康印の平飼い卵
山間の空気、水の澄んだ環境の中で、ストレス無しにすくすく育った親鶏、そんな雌鶏が産んだ卵はイヤなクセが無く、自然なうま味に満ちています。
黄身、白身ともに弾力があり、そのまま玉子かけご飯にすると、その美味しさが実感できるはずです。
また、しっかりとした白身の質を生かしたお菓子作りにも最適な卵です。
卵娘庵の卵で作ったスポンジは、びっくりするほどふくらみが良く、ふかふかのケーキが作れると大評判です。