安富牧場ファミｰユ

小さな酪農のまじめなアイス

安富牧場　牧場のルーツ　　　　
そもそも酪農のはじまりは、昭和23年に父（史郎）が兵庫県の淡路より乳牛を１頭買い求めて酪農がスタートしたと聞いています。当時は乳を搾ってもその乳を売る（出荷）先もなく仲間たちと協力し合い販売先を探していたところ岡山の後楽園の近くにネッスルという外資系の会社ができ、乳を買ってもらえるようになったそうですが当時は車はもちろんなく、自転車で岡山まで運んでいたそうです。そのうち牧場より４キロぐらいの近くを運送車が通るようになったが、車が通り過ぎたあとの時は、川に牛乳を流して帰ったとか・・・・。
昔話を聞くとそんな事もあったのかと感心するばかりです。そんな父も５２歳で他界、それなら自分の天下だとその年（昭和４７年）に酪農を始めたのが私の牧場の始まりです。　
経営は時代の流れに沿って機械化、拡大路線まっしぐらで、よい事もありましたが今ではその悪い面が多くなりました。それなら酪農を、楽農、へ生産する者が消費していただける皆様へ新鮮で安心して食べれる物を届けることを基本に、自分の牧場で生産されたアイスクリームの製造販売をはじめました。
水をイオン処理し、牛舎環境を炭埋で還元しており、ここから生産された牛乳を使ってカップアイス８種、ゼエラート１４種、ソフトクリームを製造しています。