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小太刀 長光 鎌倉末期(約700年前)
長光は光忠の子で、備前長船鍛冶の嫡系であり偉大な存在です。この太刀は小太刀と呼ばれるもので永仁、正安頃、今から約700年位前の鎌倉末期の時代に僅かに見られるものです。
脇差 無銘(一文字) 鎌倉末期(約680年前)
一文字派は鎌倉初期から南北朝期に亘って備前国福岡、吉岡、片山、岩戸等の地に栄え多くの良工を輩出しています。特に備前福岡の地は九州の福岡の起源となり、黒田官兵衛の祖先の地としても今注目されています。
短刀 銘 備前国住長船祐定 室町中期(約490年前)
与三左衛門祐定を特に愛刀とした歴史上の人物には尼子十勇士と言われる山中鹿介(幸盛)、大永期の祐定には黒田官兵衛が所持をしていた名物「安宅切」が有名です。また加藤清正も永正の祐定を愛刀としていたと言われます。