安部榮四郎記念館では、紙漉き職人として国の重要無形文化財の認定をうけていた安部榮四郎が、生涯をかけてつくり続けた出雲民芸紙やその創作の参考にするために収集した工芸品、美術品を展示しています。また、付属施設である手漉和紙伝習所では、紙漉き体験や出雲民芸紙を使った創作体験教室を開いています。こうした活動を通して、出雲民芸紙はもとより日本の和紙の魅力についてより多くの人に知っていただきたいと考えています。