出雲の国は正倉院文書にも記述がありますように、古代より神の産出国でありました。故人間国宝安部榮四郎はそうした伝統のもと昭和6年、民芸の創始者柳宗悦氏との面接を機に出雲民芸紙として甦らせました。現在、榮四郎の心と技は孫信一郎、紀正兄弟に受け継がれています。