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日本建材に欠かすことのできない床柱の生産地としても有名です。
現在の床柱は主に、大正時代に考案されたといわれる手法(杉丸太の多遅疑に箸状の材料を針金などで巻きつけ木肌の表面に波状をつけて皮をはぎ磨き上げる)により生産されています。
これが「人造絞」と呼ばれるものです。
天然の絞丸太には、木肌の表面全体に細くゆるやかな波状の出来た「天然絞」やこれとは逆に表面にコブ状の波状が現れる「天然出絞」などがあります。
立地条件や樹齢に大きく左右されるといわれますが、先天的に親木の性質を受け継ぎ、さし木により増殖できる場合があります。
しかし、いずれも非常に珍しいものとして数も少なく最高級品とされています。