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第三回「ジェームス邸」
先日、親族の結婚式が神戸市垂水区塩屋のジェームス邸で行われました。
気が付いた点を紹介させていただきます。
玄関前の床には那智石が埋め込まれていました。那智黒ともいわれる黒い石です。
建設の時期(1934年)から推測すれば国産の物と判断されます。
国産の那智石は貴重で、現在建材業界では流通していないと思われます。
(当社の仕入れ先全て20~30年前ぐらいから取り扱いはありません)
また、当社取引先の左官職人さまが制作された「ホワイエの土壁」が式場の入り口にあり、
新郎新婦を引き立ててくれていました。ホームページによると、24色のグラデーション壁、
テーマは「祝」だそうです。
緑が眩しい庭園の向こうには、海と淡路島が見えます。淡路島出身の三洋電機創業者、
井植歳男氏にも所縁があります。
2012年に神戸市指定文化財となっています。
良い場所で良い経験をさせていただきました。
第二回「伝統左官材について」
当社のインスタグラムなどで、伝統左官材という言葉を見つけられた方も多いと思われます。
この「伝統左官材」とは定義された言葉ではありません。当社が、壁土やわらすさ、漆喰などの
伝統的な左官材料をそう呼んでいるものです。
近年これらの材料が生産者の高齢化、後継者不足などで確保しにくい状況が続いています。
また、生産者だけではなく使い手の左官職人の減少や、それらを使用する建築物件の減少
も大きな要因となっています。
国宝や重要文化財などの修復には絶対必要な材料です。一般住宅でも自然素材という点で
見直されています。後世のためにも残していけるよう、当社も微力ではありますが努力し
ていきたいと思っています。
第一回「土壁・漆喰の家に20年住んでみて」
代表の津田良知です。
不定期で、左官や建材にまつわることについてブログを投稿することとしました。
第一回は「土壁・漆喰の家に20年住んでみて」です。
自宅を20年前の新築し、内装壁の大部分を土壁の上に漆喰を塗る仕上げとしました。
漆喰の持つ特徴は、①消臭性、②調湿性、③抗菌性、④安全性、⑤不燃性、⑥防カビ性といわれます。
この中でも、調湿性の効果を確信しています。
漆喰が持つ無数の細かい孔(あな)が、湿気を吸収、放出して快適な湿度にコントロールしてくれます。
夏場は、多湿のジメジメを防ぎ(昨今の異常な暑さの時はエアコンが必要ですが)、冬場は結露を防止してくれます。
来客の中に結露がないのを驚いていた人がいました。また、結露はカビの原因となり、それを餌とするダニが増え、
アレルギーの要因となります。
使用した漆喰は、田川産業株式会社の「城かべ」です。これにアレンジでワラスサをを少し加え趣のある表情となっています。
静電気が起きないためか汚れもほとんどありません。
漆喰の壁をぜひご検討ください。







