日記
2024-02-13 08:14:00
搗き直し
鞠師の池田です。
最近、「鞠を譲ってほしい」との問い合わせがあります。
手元に5~60丸の鞠はありますが、鞠はサッカーボールのように長時間使えるものではありません。
使用状況にもよりますが20~30時間で「搗き直し」というメンテナンスが必要です。
「搗き直し」は乾燥も含めて約1か月ほどの期間を要します。
また、伝統的なメンテナンス可能な自然素材を使用するため、特殊な工程を繰り返します。
使用状況とメンテナンスの程度により、鞠は100年でも使用可能です。
消耗品でもあり、消耗品でもありません。
それが伝統工法の意義です
2023-05-07 11:19:00
鞠作り
2023年ゴールデンウィーク最終日は雨。
やりかけの鹿革鞠の穀詰めを再開。
令和5年の新作です。
かれこれ50丸は作ってきたけれど、毎回革の出来具合いで鞠の感触が違う。
これも手作りの良さかも?
後継者募集中。世界唯一の鞠師を目指してください。