撚糸とは?
「撚糸(ねんし)」とは、糸に撚り(より)をかけること、または撚りをかけた糸のことです。「撚る(よる)とはねじりあわせること。“腕によりをかける” “よりを戻す”などの言葉も、この「撚り」からきています。撚り(縒りとも書きます)は日常会話の中で使われていますが、「糸の撚り」を語源として出てきた言葉です。
皆さんは、糸に撚りがかかっていることをご存じでしょうか?糸をねじりあわせると言われてもピンとこないかもしれません。しかし糸に撚りをかけることは、糸にとってもその糸を使って作られる繊維製品にとっても、大変重要な役割を果たしています。
※福井県撚糸工業組合より