坂口記念館

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坂口謹一郎博士

博士は頸城村出身で「応用微生物学」の世界的権威として知られています。博士の研究対象であった「微生物」とは、菌類や酵母・カビなどがかかわって「発酵」が促され、私たちの食生活に欠くことのできない味噌や醤油、日本酒などができあがります。博士はこの工程を科学的に解明し、その研究成果から、調味料の大量生産等、今日の醗酵工業発展の扉を開いたといわれています。

酒杜り館

旧頸城村の庄屋の家系に生まれ、「酒の博士」として知られる坂口謹一郎博士の遺品や業績を展示品やビデオ映像により紹介し、博学で洒脱な人物像に触れます。また、旧頸城村は歴史的にも多くの蔵人を全国に輩出し、蔵人が酒造工程で歌った「酒づくり唄」の保存継承を目的に、かつての酒造り道具を展示するとともに、実際に道具を使いながら、酒造り唄の実演も行います。

楽縫庵(らくほうあん)

坂口博士が命名した「楽縫庵(らくほうあん)」は、旧頸城村の大肝煎だった坂口家の旧家の雰囲気を表現した、重厚な造りになっています。内部には、博士が好んだ囲炉裏のある書斎を再現しました。座敷では、頸城杜氏の地酒を試飲することができます。

雪椿園

坂口博士が「こしのくにのしるしのはなのゆきつばきともかきこぞりてうえみてませり」と和歌に詠み、私財を投入して地元文化人と「雪椿保存会」を結成し、雪椿の保存育成に努めたいわれがあります。 園内には約190本の雪椿があり、博士の目的は「頸城区の将来に役立ち、農村振興の一助にするもの」であり、単なるコレクションとして始められたものではなく、「社会に役立つ学問」を目指した農芸化学者ならではの区への贈り物なのです。
2024.05.11 Saturday
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