詳細情報
鬼瓦
村秀鬼瓦工房では、約100年前から寺社仏閣の鬼瓦を中心に製作しています。
お寺の屋根は、建物の勾配や製品の伸縮などを計算しながら土間に図面を描き、一つ一つ手作りで製品を作っています。その後、自然乾燥でゆっくり乾かします。
一気に乾燥すると傷や歪みが出るので、夏に窓を開けることも、冬の暖房にもとても気を使います。
いくつものパーツを組み合わせて構成されている鬼瓦は、屋根に上がっている時はあまり大きく感じませんが、実際は結構大きいです。
製作過程の見学もできます。
鬼もひるね(大)
新潟の冬は雪のため屋根瓦を葺く事ができません。冬場の仕事に鬼の置物を作り始めたのが20年前。
名前の由来は、門番をしながらついウトウトしてしまった鬼だったのですが…最近は金棒だけでなく、徳利とぐいのみ、宝箱やギターなどオリジナルのご注文も増えています。
4代目が一人で一つ一つ仕上げるので、注文いただいてからお渡しするまでに1年ほどお待たせしてしまっています。申し訳ありません。
屋根の上で子どもたちが…
ネコの塀を設置してから、オリジナルな鬼瓦製作のお話をいただくことが増えてきました。
「家の屋根にもネコを…」とか「風神」「雷神を作ってほしい」など、そんな感じでさせていただいたのが、「子どもが5人なので、その子たちを屋根で遊ばせたい!」とのご注文でした。
ご注文いただいた時は、5番目のお子さんはお母さんのおなかの中…「女の子が生まれました」と連絡をいただいて、完成した天狗の子どもたち…
新潟市北区のお宅に設置されています。