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大きな店舗の必要性
筆者が、かねてから気になっていた事として、なぜこのように大きな店舗なのかと三代目、湊屋孝介さんにさっそく尋ねてみると、商品のほぼ全てを自社工場で処理しているので、この位のスペースが必要なのだと答えてくれた。また2台あるドライクリーニング機は、素材によって使い分けているとのことであった。
広々とした店内の天井には、仕上がったスーツがベルトコンベアーに架かっている。ゆうに一〇〇〇着以上はあるだろう。これも、仕上がった商品に折り目がつかない様、最高の状態でお預かりする為に必要な設備だ。
「ビニールを取ればすぐに着られる状態でお客様にお届けする為にも、これは大切な道具なんです。」と三代目は語る。
みなとやランドリーが心掛けていることは、『手間をかけて丁寧に仕上げること。』
安さやスピードが持てはやされるご時世にあって、嬉しいこだわりだ。「より仕上がりに差が出やすい黒や白のセーターを見て頂ければ、その仕上がりの良さは一目で解って頂けると思います。」と笑顔で話す
利用しやすいクリーニング店
クリーニングの注文は、直に持ち込むだけでなく、お客様の都合に合せて集配にも来てくれる。お預かりまでしてくれる上、配達料は一切かからない。実に良心的なサービスである。
店舗が広く大きいだけではなく、取扱エリアが広いのも魅力のひとつ。逗子・葉山の全域と鎌倉の一部もみなとやランドリーの守備範囲である。また、早朝から店を開けているので、小坪や久木の方々には、出勤途中にもクリーニングを出すことができ、大変喜ばれている。
「大切なお客さんに会社まで洗濯物を持っていかせるわけにはいきません。出来るだけ早く開店しています。寝坊は出来ません。」と笑顔で話す。
3代目の人柄は彼の仕事ぶりと同様に、折り目正しく清潔な感じがした